2011年10月25日火曜日

ミニパピルスをパトロール?するハチ2種

睡蓮鉢のミニパピルスには寄生されたアブラムシの黒化したマミーが
点在している。羽化を待っているのだが全く変化無し。

ここ数日、ミニパピルスにつくアブラムシの周りをチョコマかと歩いている
小さなハチを見つけた。アブラムシの背中に乗ったりしている!!
撮らなければ!しかしアブラムシとの2ショットは無理だった。

体長約2mm弱、常に動き回り、すぐに飛んで行って見失う。つねにアブラムシに
接触している訳ではなく、その周辺をうろうろしている。アブラムシのマミーに
くらべ大きい。山岸先生の寄生蜂の解説を見るも余りにも判断材料が少なすぎて
特定出来ないが、コガネコバチ科あたりかなと思う。早くマミーから私が観察している
時に都合良く出て来て正体を現して欲しい。

11月7日追記:上條先生により3枚目はコガネコバチ科 Pachyneuron属であると
教えて頂きました。ありがとうございます。ezo-aphidさんお計らいありがとうございました。

10月26日追記:ezo-aphidさん、おちゃたてむしさんより写真の1、2、4枚目は
トビコバチ科、3枚目はコガネバチ科ではないかと教えて頂きました。また
ezo-aphidさんよりアブラムシに寄生するのはアブラコバチ(ツヤコバチ科)で
あると教えて頂きました。ありがとうございます。
また、それにともないタイトルも変えました。


見つけよう、という意思が無ければ気付かない大きさ。常に動いている。トビコバチ科

パピルスの葉の先端に向かって歩きUターンする瞬間に奇跡的にピントがあった。トビコバチ科

見る角度によっては地味な色なのに。
この写真だけ別種コガネコバチ科Pachyneuron属のようです。

ウォーターマッシュルームの林にて。手前に茎があり画像がボケている。
反射により奇麗な金属色。トビコバチ科

6 件のコメント:

  1. む、む、む、です。
    最初の黒いマミーはアブラコバチ(ツヤコバチ科)のものですね。http://www.agrofrontier.com/guide/t_97f.htm
    決め手が見えたとしても判らないのですが、印象で言うと2枚目がトビコバチ科のようで、3枚目がヒメコバチ科っぽく、4枚目はさっぱり、です。私よりも鑑識眼のいいおちゃたてさんのご意見を伺いたいものです。

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  2. おはようございます。
    1枚目と2枚目は同じ個体ですよね?トビコバチ科だと思います。3枚目はコガネコバチ科でしょう。4枚目もトビコバチ科のように見えますが、ひょっとして最初の2枚と同じ個体でしょうか?

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  3. コメントありがとうございます。3枚目の部分(触角節数、翅脈の長さ)を両科の特徴と照合したら、コガネコバチ科の方に傾きました。トビコバチ科は脛節端部に大きな棘が見えると、自信が持てるのですが。
    これら成虫のサイズは、マミーより格段に大きいようですから、(甘露めあての?)パトロールなのかも。背中に乗るというのがちょっと怪しい行動ですが。

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  4. ezo-aphidさん おちゃたてむしさん こんにちは。

    いろいろと少ない情報から考察頂き有り難うございます。撮った時間から
    1、2、4枚目は同じ個体で間違いないです。
    3枚目は3時間ほど時間が開いての撮影で、お二人の目立て通り別種なんですね。
    肉眼では全く同じに見えていましたので同種と思い込んでいました。
    となるとアブラムシの背中に乗っていたのも別のハチの可能性もある訳ですね(^^;;
    引き続き観察してみます。

    ezo-aphidさん アブラコバチに関する情報ありがとうございました。また1つ賢くなりました。

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  5. こんばんは。tukikです。
    科名はさっぱりですが、トビコバチ科にも透明な翅のものもいるんですね。それより私は、「Uターンする瞬間に奇跡的にピントがあった。」というコメントに共感を覚えました。見事な瞬間を捕らえられていると思いました。

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  6. tukikさん おはようございます。

    今回の被写体は小さい上にミニパピルスの林とウォーターマッシュルームのジャングルを
    常に徘徊しており、歩留まりは非常に悪かったです。楽しい筈の撮影が徐々にストレスに
    なろうかという時に2枚目の写真が撮れてホッとしました。共感して頂き嬉しいです。

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