2012年4月30日月曜日

クロヒラタヨコバイ の1種

草地に幼虫と成虫が一緒に居た。以前に撮ったものとくらべて微妙に違う。

体長約3.8mm。Mのラインがいい感じ。

幼虫も成虫もピン!と弾いて逃げました。

はじめて見る色目。少し大きく約4mm。

4月28日撮影。Nikon1V1

ツマキアオジョウカイモドキ

ジョウカイボンと思ったらカミキリモドキ。今度こそジョウカイボンだと思ったら
ジョウカイモドキ。少し混乱しております(^^;;

花の上で喧嘩!と思ったら♂が♀に口移しで餌をプレゼントしている現場のようです。
よく見えませんが餌は花粉の塊でしょうか。この後、♂は交尾に移ろうとしましたが
残念ながら♀に逃げられる始末。厳しいなぁ。

どちらも体長約6mm。左の丸々しているのが♀のようです。ジョウカイモドキ科 Malachius prolongatus

喧嘩ではなかったようです。

別の個体。写真映えする色目ですね。

結構あちこちに居ました。春は知らないムシばかりで新鮮です。

4月25日撮影。Nikon1V1

2012年4月29日日曜日

シマハナアブ

菜の花のまわりにブンブン飛び回っている大きなアブ。本当はクマバチを
撮りたいのだが警戒心が強くなかなか近づけない。かといって、このアブも
速い動きには反応良く、じわ〜と近づいての撮影。

4月29日追記:syuichiさんより種名を教えて頂きましたのでタイトル変更しました。
ありがとうございます!最近の正解率がものすごく低いです(^^;;

体長約13mm.遠くからみるとミツバチに見えてしまう。

複眼が離れているので♀でしょうか。

そ〜〜〜と正面にまわってパチリ。

なかなかレンズと平行に撮る事が出来ません。
4月28日撮影。 Nikon1 V1


アブラバチ ( Diaretiella rapae ) 産卵 その2

25日にアブラバチの産卵を目撃してから3日後。同じ場所で1匹、産卵していた。
腹部が前回と比べると大きく個体差?または産卵開始して間もないのでしょうか。

今回、観察して分かった事は1匹の個体に何度も産卵管を当てている事。
アブラムシのサイズからして複数の卵が生育出来るのは難しいので、

  1. 単に命中率が低いだけなのか?
  2. 実際、複数個産卵して1匹だけが生き残るのか?
  3. 1回目、2回目と産卵管を刺す行為にそれぞれ違う役割があるのか?
う〜ん、よく分かりません。

5月2日追記:ezo-aphidさんよりアブラムシはニセダイコンアブラムシで寄生蜂は
Diaretiella rapaeであろうと教えて頂きました。ありがとうございます!また、空振り
がある為、何度も刺すようです。


下の写真は1度、産卵管を刺した後、前脚で器用に品定めするように
アブラムシを揺すっているような動作をした写真であります。
難儀なのは毎回、これと同じ行動をとっていないという事であります。

  
  1. 画面奥で産卵行動をしています。
  2. 手前のアブラムシに気付きます。
  3. 産卵のポーズとなり1度、産卵管を突き刺しました。
  4. その後アブラムシに近づきます。

5. 右前脚でアブラムシの背を叩きます。アブラムシが大きく揺れるほどの力加減です。

6. 左右の前脚を器用に使い叩いているような揺すっているような行動をとります。
(かなり、しつこかったので印象に残っております)
ひょっとして甘露を要求している!?

7. 状態を起こし。

8. 再び産卵管を突き刺します。


このアブラムシには計2回、産卵管を刺しました。

この場面は録画出来ませんでしたがこの後、別の個体に連続して
産卵管を突き刺す行動を撮影しました。残念なことにホストが写っておりません。
また風等、撮影条件がかなり厳しい動画となっております(^^;;ご了承下さいませ。

4月28日撮影。Nikon1 V1

2012年4月28日土曜日

フタツメカワゲラ属 の一種

河原のあちこちの草に隠れている大きなムシ。最近覚えた(^^;;カワゲラ科のムシのよう。

単眼2つ。左手の複眼があまいのが残念...。体長約25mm。改造マクロでは収まりません。

菜の花の中に隠れております。

4月27日撮影。Nikon1 V1

ヒイラギハマキワタムシ

庭のヒイラギに点々と白い綿のようなもの。カイガラムシ?落ち葉ですくいあげると
脚は簡単に枝から離れるが口針が刺さっているのかナカナカ離れない。
吸虫管で捕獲すると綿のようなものが散りオレンジ色のムシが出て来た。
オオワラジカイガラムシとも違う感じ。ならば深度合成、と撮影したものの
途中で弾いて(^^;;見失ってしまった...。

6月2日追記:ezo-aphidさんよりヒイラギハマキワタムシの可能性を教えて頂きました。
?付きでタイトル変更しました。ありがとうございます。
6月6日追記:青木先生よりコメントを頂き”?”を外しヒイラギハマキワタムシとしました。
ありがとうございます!

約1〜3mmのものが点々とあった。写真に写っているのは約2.5mmほど。

ヒイラギの葉ですくう。見えるのはアブラムシと同じ口針?

黄色い糸のようなものは?体皮の組織が違う所から蝋物質を出しているのでしょうか。
黄色い糸が口針のようです。

その部分の拡大。
蠟板、wax plateというそうです。

強引に枝から引き離した為でしょうか折れ曲がっているのが口吻のようです。
4月26日撮影。Nikon1 V1 & D7000



2012年4月27日金曜日

セグロアシナガバチ と EL-Nikkor 50mm f/2.8N

庭で越冬していたセグロアシナガバチは2匹だけではなかった様で先日の出張から
帰宅して軒下を見渡すとあちこちで巣作りが始まっていた。蜂の巣だらけになる!
困った。何か対策を考えないと...。

いつもの改造レンズはD7000でワーキングディスタンス約2センチ。V1で倍の約4センチ。
それでもアシナガバチを撮ろうと思うと少し短い(^^;;引き延ばし用のかなり古いレンズ、
Nikon EL-Nikkor 50mm f/2.8Nを入手した。これを逆付けで利用すると約7センチかせげる。
使い勝手は悪いが、使う場面がちょくちょく出てくるのではないかと思う。

4月28日追記:写真を1枚、追加しました。

すでに卵が産みつけられている。早い...。

改造レンスより写りは少し良い気がする。約1/2にトリミング。

昔のMADE IN JAPANは造りが良いですね。
4月26日撮影。 Nikon1 V1

カリカリと音を立てながら巣の材料となる材木を削っている。
こちらは4センチまで接近しての改造レンズ。
4月28日撮影。 Nikon1 V1

ニセダイコンアブラムシ と アブラバチ ( Diaretiella rapae ) 産卵

菜の花のアブラムシを見ていたら、たまたまアブラバチが産卵をしている所だった!
マシンガン乱れ打ち!といった感じでターゲットを決める時間、腹部を伸ばしての
産卵時間もツヤコバチの産卵時間に比べると早い早い。
兼ねてから目撃したいと思っていた現場。このサイズの手持ち動画撮影はボケボケですが
撮影しました。

5月2日追記:ezo-aphidさんよりアブラムシはニセダイコンアブラムシで寄生蜂は
 Diaretiella rapaeであろうと教えて頂きました。ありがとうございます!


思いのほか簡単に産卵シーンに遭遇出来ました。少し拍子抜け。

 体長約2mm。このアブラムシのコロニーに2匹居りました。

腹部を折り曲げ産卵開始。この状態からかなり伸びるようです。

アブラムシ成虫は約2mm。写真に写っている若齢中は0.7〜1mm。

動き回りながらの産卵行動をカメラに納めるのは難しいですね。

インターバルで各部位のトリミング。興味深かったのは産卵管?を特に念入りにやっておりました。


4月25日撮影。 Nikon1 V1

2012年4月26日木曜日

ハネカクシ の1種

ハネカクシもよく分からない。庭の白い花に止まっていた。今回収穫があったのは
翅の隠し方。腹部を背中の方に何度か持ち上げるたびに翅が収納されて行く。
写真で撮ったのはいいが動画ではないのでよく分からない。ならばとハイスピード
動画で撮影。しかし飛び立つところのみで収納シーンは撮影出来なかった。

 体長約3.8mm。複眼と頭部の区別がつきにくく撮影者泣かせ。

甲虫の仲間っぽく、ないですよね。

何時見ても感心する翅のたたみ具合。

何度も出し入れを繰り返しておりました。

今回ハイスピード動画400fpsで撮影しましたがサイズが640*240ピクセルの大きさと5秒しか
撮影出来ない(再度、録画ボタンを押せば引き続き5秒撮影出来る)制限があり使いどころが
難しいと感じました。いつものようにボケておりますが(^^;;



コガタルリハムシ 幼虫&交尾

小1時間ほどカメラを持ってウロウロするだけでもムシムシムシ。
冬場の苦労が信じられないほど大量にいる。でも面白い被写体となると
話は別。それでもこの時期のムシ撮りは未体験なので知らないムシばかりで楽しい。

黒いテントウムシの幼虫。最初はそう思った。しかしバリバリと網の目になるまで
草を群れで喰い尽くしている。一体何者?

4月27日追記:おちゃたてむしさんのコメント通り食草はギシギシで近くに交尾中の
成虫がいましたのでタイトルに種名を加え写真も2点追加しました。
4月26日追記:おちゃたてむしさん、ezo-aphidさんよりハムシの幼虫ではないかと
教えて頂きましたのでタイトル変更します。ありがとうございます!

 黄色い液体を出している。むむ。体長約7mm。

捕食者から身を守る為の液体でしょうか。

出していない個体も居る。

1株に相当数おります。草の全体を撮るのを忘れました(^^;;

甲虫目もチョウ目も幼虫の頭部は良く似ていますね。

右♀約8mm。左♂約6mm。

4月25日撮影。 Nikon1 V1




2012年4月25日水曜日

ヨコバイ の1種

本年度より仕事が忙しい。しかしムシを撮りたいしブログも更新したい。
というわけで種名を調べる時間を省いております(^^;;

草地にある何の草だろう、めくってみると小さな若草色のヨコバイがワラワラと
出て来た。パッと見て20匹はいる。直ぐに飛び跳ねたり陰に隠れたり。ここでも
春を実感。

草陰にはもっと潜んでおりました。 

体長約6mm。

肉眼ではもっと淡い緑ですがカメラの特性でしょうか、濃く出ますね。

あちこちに抜け殻。脱皮中は見つからず。

体を左右に振る動作をします。

4月21日撮影。 Nikon1 V1