2012年11月30日金曜日

コカゲロウ科の1種 成体 ♀

トベラのカールした葉の上にコカゲロウ科の♀。体長約4.3mm.昨年12月4日のコカゲロウとは別種に見える。





11月10日撮影 Nikon1 V1


ブユ科 ( Simuliidae ) の1種

冬になり、ようやく蚊に気を使う事無くムシ撮りが出来るようになった。しかしブユはまだ活動しているようだ。
林の中で1頭、吸血にやって来たので反射的に叩いた。そのままポイせずに試験管に。そして深度合成。
複眼は風船のように内部からの圧が必要なのか家に持ち帰った頃には萎んでいた。

体長約3mm.前脚付節が黒い。翅は戻す術が思いつきませんでした。

吸血する口器に興味ありましたが

どごで皮膚を切るのか

いまいち分かりませんでした

う〜ん、吸われたくない面持ち
(試験管に入れて直ぐの状態)
11月29日撮影 新開公園

2012年11月29日木曜日

ハネオレバエ科 の1種

ヤツデの葉に最近よくみかけるハネオレバエ。おちゃたてむしさんが2010年12月2日に撮影されたハエと
同種と思われます。

あまり逃げませんが常に動いております。

体長約4mm

冬場はハエが目立ちますね

白い触角棘毛

11月24日撮影 Nikon1 V1 新開公園

コマユバチ科の1種

少し時間をさかのぼって9月。庭のルリマツリの蕾にハチがゴソゴソしている。
産卵管を突き立てたが産卵ではなく蕾のツブツブの粘着から逃れようとして起こした行動のように見えた。
ネタ不足なので登場となりました(^^;;

庭にありながら名前が分かりませんでした。イソマツ科ルリマツリ属  Plumbago auriculata 

体長約2mm.産卵管を突き立てたのは瞬間の出来事。

粘りのある球に脚をとらわれて焦っておりました。

9月27日撮影 Nikon1 V1 自宅庭

2012年11月28日水曜日

冬のアオバハゴロモ

11月24日撮影。まだいるんだ、と驚いた。ヨコバイ亜目 Geisha distinctissima

卵で越冬するようですが

翅に蝋物質が残っており羽化して間もないのでしょうか。ピンと寒空に飛んでいきました。
Nikon1 V1 新開公園


?Zatypota brachycera Matsumoto, 2010 幼虫

葉がカールした中に巣をもっているのはアシブトヒメグモであろうか。腹部にぺったり幼虫が着いている。
初めて見る光景。産卵場面を1度この目で見てみたい。

クモヒメバチ属 ?Zatypota brachycera Matsumoto, 2010 体長約0.9mm

ヒメグモ科 Anelosimus crassipes 体長約3.4mm

11月25日撮影 Nikon1 V1

2012年11月27日火曜日

不明なもの

何の葉裏か覚えていないがポツポツと3つほど小さな固形物。何枚か撮影し液晶画面で確認するもよく分からない。
帰宅してモニタで確認すると糸の様なものが張られ小さなゴミが凝固したような感じ。
(真ん中、少し左手に複眼のようなもの)
以前にも大きさは違うが似た雰囲気のものを紹介した。さて、これは何だろう?
11月29日追記:Hepotaさんより虫の可能性もあると教えて頂きました。詳細はコメントをご覧下さい。ありがとうございます!
11月28日追記:おちゃたてむしさんより鳥の吐き出したペリットではないかとコメントを頂きました。
ありがとうございます!どうして葉裏にあるのか更に興味が湧いてきました。

長さ4.5mm

11月24日撮影 Nikon1 V1 新開公園

ワラジムシの1種

ワラジムシの類は撮るべきムシが少ない時に朽木をひっくり返し撮影する。撮影してもブログに載せる事は無かった。今回はネタが乏しく登場となりました。

腐葉土が発酵して熱が発生するのか朽木の裏は水滴がビッチリ着いていた。

強面

今回の個体、体長約7mm

11月24日撮影 Nikon1 V1 新開公園

2012年11月26日月曜日

フタトガリコヤガ幼虫

オクラの葉裏にて。ヤガ科 Xanthodes transversa

あたま撮って赤い尻撮らず

10月26日撮影 Nikon1 V1 自宅庭

ヒラタアシバエ科 ( Polyporivora sp. ) ♀

これは初見!ということで逃げられる前に採集した。ヒラタアシバエの仲間かと思ったがよく分からない。
追記:ezo-aphidさんよりコメントを頂きタイトル変更しました。ありがとうございます!!
同じエリアにいた同属♂かもしれない個体の写真も追加します。同属では無いようです。

特徴的な触角. ヒラタアシバエ科  Polyporivora sp. 

体長約3mm。後脚が平たい。今回、時間が無く画像の滲み処理せず。

逞しい中胸

ぼやけていますが翅脈

被写体を破損してしまい撮影はここまで(T_T)
11月24日採集 Nikon D7000 新開公園

翅脈からAgathomyia、Chydaeopeza属の可能性があるようです。
シルエット。動きが素早くは翅脈を捉えられず。体長約3.3mm.

全身ビロード状

11月24日撮影 Nikon1 V1 新開公園


2012年11月25日日曜日

アオスジアゲハ その3

ヤドリバエには申し訳ないが卵3個は除去した。思いのほか強力に張付いていた。
体皮が破れるかと思ったが、これも想像以上に強かった。その1その2

無事に前蛹状態に。シワシワになっている。

Nikon1 V1

クスノキの葉が枯れなければとても見つけ難い。11月23日撮影 

上から

特徴的なツノ

糸は何本も束ねられている。つよそう。

Nikon D7000 自宅庭

アオスジアゲハ その2

その1に引き続きアオスジアゲハの幼虫その後
ヒゲオヤジから情けない緑ブタ!?に成長

体皮が実は透明なのに感動しました。

大きすぎて全身が入りません。25mm以上あります。

むむ!ヤドリバエの卵

卵約0.7mm.3カ所着いておりました。

ガンマ値を下げ余計な反射を除くと卵に楕円の切れ目が。(全ての卵にあった)ここから出て来る?
この幼虫の運命はいかに!?結果はその3
10月4日撮影 Nikon1 V1 自宅庭