2013年2月28日木曜日

スズキヒメヨコバイ

ネタ切れやネタが枯渇していると書きながら撮影しても1度もブログに登場しないムシもいる。
なぜか...。地味なので後回しにするうちに撮影したことを忘れてしまうのです。
今回のヨコバイもその手のムシです(^^;;
追記:そらさんよりヨツモンではなくスズキヒメヨコバイと教えて頂きました。ありがとうございます!
よく似ていますが頭部に2つの点があるのがスズキヒメヨコバイのようです。

翅瑞までちょうど3mm.カクレミノの葉にて。ヒメヨコバイ亜科 Arboridia suzukii

2月24日撮影

コガネコバチ科 ( ?Pachyneuron sp. )

カクレミノの葉裏にいたのか、めくると手に落ちて来た。ならば手の上で撮影と思ったが再度、葉の上にポトリ。
しばらく追ったがすぐに見失ってしまった...

体長約2mm.何とか正面から撮影したかったのですが今回は無理でした

被写界深度の関係で体にピントを合わすと複眼がぼけてしまう...
2月24日撮影

2013年2月27日水曜日

ニホンヒメグモ 幼体

体長約0.5mmしかないのに肉眼で正体がわかってしまう。そしてファインダーで確認するまでもなくスルーする。
さすがに今月はムシ撮りの時間が無くネタが枯渇状態、贅沢いっておられずパシャ。

カクレミノの葉裏。どんな葉裏でも良く見かけます。以前撮影したものはこちら

Parasteatoda japonica (Bosenberg & Strand 1906)
2月24日撮影 




フサヤスデ の1種

昨日は画像アップロードに難儀しましたが今回はスムーズです。何だったのでしょう。
フサヤスデ3度目の登場。いろんな樹皮下に生息しているのを見かけます。( 1度目2度目 )

 光ファイバーを束ねた様な尻尾

真ん中の干涸びたムシはダレ?

庭の植木鉢の裏にいるヤスデとちがい好感が持てます

珍しく奇麗な抜け殻
2月23日撮影 新開公園

2013年2月26日火曜日

キモグリバエ科 の1種

大きな画像を貼りすぎたためか、写真が上手くアップロードされなくなりました...。ん〜どうしよう...。
辛うじて1枚はupできましたが残る3枚が出来ません。このブログも今日までか....
お騒がせしました今日、仕事からかえってアップロードすると、すんなり受け付けてくれました。
ヤツデの葉裏でじっとしていたキモグリバエであろう小さなハエ。体長約1.6mm.まるまるしていてかわいい。
どこかで見たような見ていないような...

実際は天地逆です。がばっとヤツデの葉をひっくり返しての撮影

 いろいろライティングを変えてみたりしていますが、しっくりきません。右下に極小のハダニ約0.2mm


アジアコブカタキモグリバエと最初思いましたが違うようです

2月24日撮影 新開公園

ヒメコバチ科 Pediobius atamiensis

深度合成を最初に行ったのがPediobius atamiensisだった。最初は加減が分からず
恐ろしいほどの撮影枚数でした。次はもっと上手くやれる、そう思って再度、撮影しました。
しかし最初の頃の感動する思いが少ないのか満足のいく仕上がりとなりませんでした。

今までに撮影したPediobius属
  1. Pediobius atamiensis(深度合成)
  2. Pediobius atamiensis
  3. Pediobius koebelei Kamijo(深度合成)
  4. Pediobius crassicornis 近縁種その1その2(深度合成)
  5. Pediobius bifoveoratus に非常に近い種(深度合成)
  6. Pediobius sp.
  7. Pediobius bifoveolatus (Ashmead)
  8. ?Pediobius sp.
1900*1200でアップロードしましたが1600*1000に縮小されています

P. atamiensisやcrassicornis の特徴として以前、上條先生に教えて頂きました
「中胸盾板の後縁中央部が前方に湾曲し、小盾板との間に三日月型のすきまのあるのが特徴の一つ」

大きなゴミは取り除けるようになりましたが気付かない極小のゴミは諦めています。
というより今回は何度も撮影中、落してしまう凡ミスを連発してしまった

体長約1.7mm.ヤツデの葉裏で見つけました。1番よく見かけるPediobius属です

裏からみても美しい...

クリックで拡大します。ステレオグラム交差法

総撮影枚数約1000枚
2月24日採集 新開公園

2013年2月25日月曜日

ニッポンオナガコバチ ♀ と クモの1種

とうとう1頭も♂(2月22日記事)を見かけなくなった。♀の姿もこころなしか少なくなったと感じる。
越冬出来ない♀もいるのだろう。
シュロの葉裏、珍しく翅を立てている♀を発見。どうも複眼に生気がない...死んでいるようだ。
少し離れてクモがいた。それが原因かも?

いつもと偽瞳孔の雰囲気が違った

腹部の方に糸が見える。体長約2.3mm

この手のクモは分かりません。体長約2mm
2月24日撮影 新開公園

ヒメコバチ科 Sympiesis sp.

ムシストーカー。ヒメコバチには悪いが少し執拗に追いかけさせてもらった。
Sympiesis属は今まで何度か登場していますがこのハチはブログ初登場と思います。

シャリンバイの茎。体長約3mm

その葉裏

地面に飛び降り

レンズから逃げます

どんぐりのうえ

最後は枯れ葉から飛びました。
 2月24日撮影 新開公園

2013年2月24日日曜日

キハダエビグモ

樹皮をめくればクモ。冬場に出逢うクモとしては大きく約5mm

樹皮裏から表に移動

2月23日撮影 新開公園

ヒゲナガサシガメ 幼虫 越冬中

2回目の登場。今冬3度、いろんな葉裏で目撃しました。未だ成虫には出逢っていません。

名前の通り触角がかなり長いです。画面に収まっている部分の2倍はあります

ウルトラマンぽい!? サシガメ科 serendiba stalianus

レンズ交換の気力無く接写ばかりです(^^;;

体長約8mm

2月23日撮影 増位山

2013年2月23日土曜日

?ニセケチャタテ科 の1種

今年の冬は昨年ほどチャタテムシに出逢っていない気がします。体長約1.2mmほどの幼虫。
ざっと探してみると、おちゃたてむしさんの2010年3月1日の記事の幼虫の雰囲気に近い。

何の葉か忘れましたが多分シャリンバイ

見えませんが糸が張られた中にいました

2月9日撮影

ヒメヨコバイ亜科 の1種

昨日は小1時間ほどムシ撮りが出来ましたが夕方で ファインダーも暗く収穫も少なかったです。
時間が無いとどうしても自然光撮影は敬遠してします。
名前がわからない木、その葉裏にいたヨコバイ。体長約3.2mm。シロヒメヨコバイと見当をつけましたが
ネットで出て来る画像に比べ色が白くよく分かりません。

ちょっとストロボの位置を変えてみたり

翅瑞の黒点に最初、目が行きました。同じコンセプトでデザインされている?蛾はこちら

触角が歪んでいる?

翅の両脇にペンキを3度、塗り重ねた様な箇所がある

 2月22日撮影 新開公園

2013年2月22日金曜日

さらば、ニッポンオナガコバチ ♂

1月24日までは多くの♂が確認できた。2月8日、ほとんど姿を消していた。
クロガネモチ周辺の草木の葉裏、めくれば必ず居たのに、何とか見つけられたのは2頭のみ。
やはり冬は越せないようですね。

Macrodasyceras japonicum (Ashmead, 1904) (Megastigmus) 体長約3mm.
2月8日撮影 新開公園

?ズグロツヤテントウ

う〜ん、なかなかムシ撮りに行けませんねぇ〜
昨年5月に撮影したものと同種な感じ。

青みがかった複眼の色が美しい

体長約1.4mm.クモの巣の中

2月3日撮影