土壌生物を探していると思わぬ珍客に出会った。普段は草木の葉や茎を徘徊しているクサカゲロウ幼虫。変形菌の蔓延っている朽木でカムフラージュ用の背負うゴミ集めをしていました。
最近、何かと忙しくムシ撮りが思うように出来ず暫く更新頻度が低くなります。m(_ _)m
ひっくり返した朽木から現れたのには驚きました。
木の上から落葉とともに落ちてきて、ここに居着いたと推測
背中のゴミを1つずつ分析すれば、どこから来たのか分かるかも知れませんね
クモやジュズダニの脱皮殻や萎んだ何者かの黒い卵などなど
体長約2.2mm
分かりにくいですが生きているササラダニをゴミ扱いしたのには笑いました
頭部の斑紋からPseudomallada属あたりかな?
ゲジゲジのアゴ部分の脱皮殻を背負う
ウツボホコリの上にはジュズダニの脱皮殻
同じ場所にヌカカ科 Forcipomyia属らしき幼虫がいました。体長約1.3mm
ばったり出会うと餌と認識して
吸汁を開始。体毛の滴、外敵からの忌避作用があるようですが..
暫くすると何故か無くなる!?こういう時には動画撮影が必要ですね。
9月19日撮影 押部谷