何ともいえない趣があって私は好きだ。その場所に1匹のコバチ。どこから?
アブラムシの亡骸のある周辺をパトロールしながらレンズを避け、飛んで行った。
たまたま、そこに居たのでは、あまり面白くない、寄生蜂のアブラバチと仮定して
翅脈をみると Trioxysっぽい感じ。ムシの撮影もやはりドラマが欲しい。
12月14日追記:ezo-aphidさんよりアブラムシのマミーの正体はハゼアブラムシであろうと
教えて頂きました。またTrioxysが、このアブラムシに寄生する事は無いそうで単なる
パトロールの様です。写真からいろいろ読み取れるのは素敵ですね。
カクレミノの実にて。かなりアブラバチにやられている。12月7日撮影
アブラバチが抜け出た抜け殻をパトロール中。体長約1.5mm。
マミーはハゼアブラムシToxoptera odinae のようです。ezo-aphidさんありがとうございます。
アリにしてもハチにしても複眼の色を頭部と違う色にして欲しいなぁ〜。撮りにくい。
画像クリックでサイズ大きくなります。
このマミーはハゼアブラムシToxoptera odinaeだろうと思います。Trioxysがこれに寄生するという記録は、国内にはなさそう(Takada(1968) Aphidiidae of Japan)なので、単にパトロール中だったのかも・・・。属の確定には雌の尾端が決め手のようです。spp.は複数種の意味で、ここは1匹だけだったので単数の「sp.」の方が妥当ですね。
返信削除ezo-aphidさん こんばんは。
返信削除引き続き有り難うございます。お力を借りるであろう写真が、まだまだ控えておりますので懲りずに御教授お願いします(^^;;自力でなんとかしたんですけど、にわかには覚束ないですね。最近コバチとの遭遇が多く、その種類の多さに驚いております。sppの使い方勉強に成りました。ハゼアブラムシが発生する頃、気をつけて見てみます。
早とちりの解釈で想像してますので、「見方のひとつ」とご理解ください。こんな前提です。1)マミーは汚れて古いので、羽化脱出したアブラバチはここらにはいない、2)ハチはTrioxysの雌だろう、3)Takada(1968)の記録では、8例中Lysiphlebusが6例、Ephedrusが2例、なのでTrioxysの寄生は稀だろう。でも「未報告のTrioxysの雄がマミー内の未羽化雌を訪ねてきた」という解釈もあり、でしょうね。
返信削除