葉の上をコマ送りのように動き回り、ストロボの光で飛んでいってしまう厄介な奴だ。
ふふふ。しかし今は冬。気温が低いためじっとしていて動かない。お休み中、申し訳ないが
何枚か撮らしてもらった。
ハモグリバエ科もなかなか判別が難しいようだが素人ながらマメハモグリバエとトマト
ハモグリバエの可能性に行き着いた。「高知県病害虫防除所作成」によると識別には
実体顕微鏡が必要としながらも二種を見分ける頭部の写真が掲載してあり、マメハモグリ
バエに近い。念の為に Liriomyza trifoliiの翅脈も参照したが合っていると思う。しかし
一筋縄ではいかないムシの世界。黄色いハエの正体は如何に!?
12月14日追記:やはり一筋縄でいかなかったようで(^^;;ezo-aphidさんが専門家に鑑定して
頂いたところマメハモグリバエの目立ては間違いだったようでタイトル変更しました。
詳しくはコメントをご覧下さい。御協力いただき有り難うございます。
紫イモのような色の複眼。撮りにくかった被写体が嘘のように動かない。冬さまさまです。体長約1.5mm。
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マメハモグリバエは、もともとは北米産で殺虫剤抵抗性を持ち
1970年代以降に爆発的に世界に広まったようです。12月10日撮影
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肉眼でみると、とても奇麗で金色に見える。自宅ウォーターマッシュルームにて。9月18日撮影
こちらも同じ研究者に伺いました。属は合ってましたが別種のようです。ハモグリの同定には経験がないと難しそうですねー。「Liriomyza sp.(vitrimentula or yasumatsui)、マメハモグリは胸部背面がくすむので、別種」というコメントです。カッコ内の種は、どちらもヨモギに線条の食痕(mine)を作るそうです。
返信削除ezo-aphidさん こんばんは。
返信削除いつも有り難うございます。たまたまヨモギに居たのではないんですね。この種も奥が深そうですね。色目が奇麗なハエなので居れば積極的に撮ろうと思います。vitrimentulaかyasumatsuiのどちらかなんですね。ここまで絞り込めただけでも凄いです。お二方とも感謝であります。