2012年11月17日土曜日

深度合成

ヒメトビウンカであろうか庭の物置の壁にとまっていたので採集、深度合成した。
おおまかな流れを掲載します。
11月18日追記:ezo-aphidさんよりナガウンカ亜科( Stenocraninae )の1種♀
ではないかとコメント頂きました。ありがとうございます!

深度合成( CombineZP使用 )すると被写体の周りにモヤが出たり画像が眠かったり、またゴミが着く事も。
最近はCombineZPで出来上がった画像をPhotoshopで調整&出来る範囲でレタッチしています
 ウンカ科 Stenocraninae.sp

こちらはNikon1 V1の改造マクロ望遠側80mm,f11での被写界深度の具合

光のまわし方は紙の筒(今回背景は青に)で針の先についけた被写体を覆います
それにストロボの光を当てることになります。
土台は切れ目の入った消しゴム

安物のベローズは短いのでエクステンションチューブで補完
Nikon D7000+ベローズ+エクステンションチューブ(合計約20cm)+微動装置(安物)
着けているのはEL-Nikkor 50mm f/2.8N(逆付け)*いろいろ試しています

極力振動しないようにワイヤレスリモコンでミラーアップ撮影します
Nikon スピードライトSB-400 、光量はマニュアルで調整します

今回は48枚.
極めてデリケートに辛抱強く(^^;;微動装置を動かしピントの範囲をずらしていきます。
今後コピースタンドを利用した方法も考えております。

11月16日撮影 自宅庭

11月18日追加&撮影。こちらはZuiko Auto-Macro Lens 38mm f/2.8。複眼が黒いのは鮮度だと思います。


8 件のコメント:

  1. こんばんは、

    やっぱり、レンズの後ろの距離を稼がないと拡大できないんですよね。
    あの、メタリックなハチの写真も、ここまで手を掛けないと実現できない訳で、自分ではできませんが、毎回「おっ!」となりながら写真を楽しんでいます(^^)。


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    1. こんばんは。
      ベローズ用にもう1本、Zuiko Auto-Macro Lens 38mm f/2.8も使っていますが、こちらは同じ長さで、もっと倍率が稼げます。(自作マウントアダプタ修理中)
      いつかはフィールドに持ち込んで、そらさんのように自然光で生体を深度合成してみたいです。

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  2. ウンカを外観で判別するのは(個体変異もあったりして)難しいですねー。
    印象だけですが、Stenocranus属あたりの雌だろう、と見ています。

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    1. こんばんは。ありがとうございます。
      おっしゃる通りStenocranus属で調べてみると良く似たものが多く見られました。
      いつもの調子で簡単に決めつけておりました。進歩がありませんね(^^;;

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  3. なるほどフォトショップの自動整列→自動合成を使っておられるのですね。
    勉強になりました。色々応用が効く技ですね。
    この作業を手でやるとなったら気の遠くなるような時間がかかります(笑)
    それにしてもソフトを使っても私にはこれだけの写真は仕上がらないと思います。
    長年の接写や照明ハウツーの蓄積がこれだけ素晴らしい写真を生み出しているのだと思います。
    凄いなぁ~当分は作品を拝見させていただくだけにしておいたほうが、私には無難とよくわかりました。

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    1. こんばんは。
      書き方がまずかったですね。修正しました。PhotoShopではCombineZMで出来上がった深度合成画像を見映えの良いように調整するのに使用しております。自動整列→自動合成も最初使っておりましたが、精度と処理時間の問題で諦めました。実はあまりカメラに関してのノウハウや知識は乏しく虫のマクロ撮影を始めてからまだ2年も経っておりません。知識や経験のある方からは???な事をやっているかも知れません(^^;;時間がかかりますが深度合成は楽しいので是非1度やってみて下さい。

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  4. レスありがとうございます。
    CombineZMというソフトは存じませんでした。
    調べたところ深度合成では定番ソフトなんですね。
    高性能にもかかわらずフリーとはすごい!
    覚えておきます。有難うございました。

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    1. また間違えておりました。ZMは古く今はZPでした。すみません(^^;;

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