2013年3月31日日曜日

タマバエ科 の1種 交尾

ヤツデの葉裏にゴミの様なもの。よ〜くみるとタマバエらしきもの。死んでいる?いえ交尾の最中でした。
大きな葉を捻りながらで思うように撮影出来ませんでした。

上が♀下が♂ 双方とも体長約1.3mmほど

♂の立派な触角。翅脈が何となく分かるのはこれくらい。

3月23日撮影 浜手緑地

イボトビムシ科 ( Neanuridae ) の1種

ヤマトシロアリの居た朽木に鮮やかなオレンジの点。最初ダニを疑ったが、よくみると初見のイボトビムシ。
跳躍器を持っていないようで地道に歩いていました。

1頭のみ。イボに毛が生えている。体長約1.1mm

 小さなアヤトビムシは多く見られました

眼は1個のようで2個?
3月25日撮影 新開公園

2013年3月30日土曜日

ムラサキトビムシ科 の1種 その2

アキニレの根元付近の樹皮を外すと多くのトビムシ。肉眼では黒に近い紺色。
フラッシュの光できれいな青味が出る。0.5〜0.7mmの個体が多かった。

 写真では目立つトビムシですが肉眼だと小さく黒くよく分かりません

3月12日撮影 姫路市自然観察の森

?ムラサキトビムシ科 の1種 その1

スギの木の根元の樹皮裏に居た体長約0.8〜1.5mmくらいのトビムシ。以前、見たムラサキトビムシとは微妙に色目と質感が違います。

わらわら動き回ってなかなか捉えられません

 こちらで約1mm

写真がモヤっとしておりますが... 

今回のトビムシは細かい皺が無く、よく見ると、まだら

 ある程度、湿度がある場所でないと居ませんでした

脱皮中も見てみたいです
3月11日撮影 増位山

2013年3月29日金曜日

キチマダニ

山の中で撮影する際、時々ダニが着いていないか見る習慣にしている。山道を外れた場所で撮影した後、案の定
マダニが着いていた。このダニ、想像以上に歩くのが速い。うっかりしていると衣服の中に潜り込みそう。
3月5日採集して、ようやく撮影する時間が出来、深度合成しました。
Aclerisさんのブログで詳しく知る事が出来ます。
よく似ているフタトゲチマダニはこちら→12

大根おろしのような口下片。全体的にフタトゲチマダニにくらべマイルド!?な感じ

中央、脚の付け根付近の窪みは生殖門 その下は面白いデザインの肛門 体長約2mm








Haemaphysalis flava Neumann,1897 
3月5日採集 ゆめさき森の公園

2013年3月28日木曜日

イナズマハエトリ 亜成体 ♂

ケヤキの樹皮の隙間からダッと飛び出し、また別の樹皮に潜って行ったハエトリグモ。残念ながら撮影枚数が少なく
判断は難しいですが腹部が扁平なのと色目からイナズマハエトリではないかと思います。

12月10日追記:K.さんよりイナズマハエトリで間違いは無いがメスではなくオスの亜成体と教えて頂きました。それに伴いタイトルを改変しました。ありがとうございます!

木の表面。カメラの届かない所に最終的には逃げられ、真上からの撮影出来ず

 体長約3mm.成体まで、もう少しでしょうか

Pseudicius vulpes
3月12日撮影 姫路市自然観察の森

アオオビハエトリ 成体と幼体

ケヤキの樹皮をめくると白い繭のようなクモの巣。アオオビハエトリ が出て来た。今回は初めて幼体を見つけた。
小さな頃から美しい。(過去に撮ったもの

体長約4.7mm.今年、ブログ初登場のハエトリグモのはず...

同じ場所に2頭いました

 巣の中に黄色いダニ

こちらは幼体。体長約1.8mm. 

おっと、キラキラな輝くおしり。ハエトリグモ科  Siler vittatus
3月14日撮影 新開公園

2013年3月27日水曜日

クロヘリアトキリゴミムシ

テーダ松の樹皮下に越冬している見慣れぬ甲虫。

 オサムシ科 アトキリゴミムシ亜科 Parena nigrolineata nipponensis  Habu, 1964

 体長約7.8mm.美しい...ゴミムシならぬ護美ムシですね

3月12日撮影 姫路市自然観察の森

「背中に肛門をもつダニ 」 ミドリハシリダニ科 (Penthaleidae)の1種

レスリー・ニールセン主演の「裸の銃を持つ男」1988年に公開されたコメディ映画ですが、バカバカしくて
大好きでした。最近、私のアンテナの張りようが悪いのか、ああいった映画が無くなった気がします。

鮮やかなクローバーの茂みをしゃがんで見ていると赤い点。ハダニかな?と思いレンズを向けると様子が変。
仰向けの状態で脚をばたつかせている。???一体なんだ?その場で撮った写真を確認すると背中と葉の間に
黄色い液体のようなもの。家に帰り調べてみると以前にも撮影した事のある背中に単眼のようなものがある
ダニで(単眼ではなく排泄物だった!)何かの弾みで(この日は強風)ひっくり返った拍子に癒着してしまった
のでは無いだろうか。背中のウンチが命取りに!滑稽な状況だけど笑えないなぁ〜。
tukikさんが同じ科のダニを記事にされています。


ムギダニ( Penthaleus major )のような気がしますが。

体長約0.7mm.ダニと葉の間に排泄物が見える


ダニ「あ〜あ、やっちゃったな、もう。誰か!誰かいませんか〜!」

がんばれ!
3月25日撮影 新開公園

こちらは別個体。背面の小さな球体が排泄物。(白いのは杉花粉でしょうか)
3月12日撮影 新開公園

2013年3月26日火曜日

?ケアリ属 の1種

ヤツデの葉裏で甘露まみれになったヤツデキジラミの幼虫の様子を伺っていると全く葉裏が濡れていない1枚が
あった。よく見ると4〜5頭のアリがキジラミの幼虫に群がっている。これってキジラミにとっては迷惑?

トビイロケアリと思って撮影しましたが...家で確認して分からなくなりました

他の葉は甘露の洪水状態。カメラや手がベトベトになります
 
拍子抜けするほど甘露が全く無い。すべてアリの仕業でしょうね

アリの体長約2.3mm

 ダニが着いているアリは始めて見ました。イトダニ科 ( Uropodidae )体長約0.3mm

 頭部のバランスと毛の生え具合がヒメトビイロケアリやトビイロケアリと違うと思います
3月23日撮影 浜手緑地

ヤマトシロアリ

地面に横たわってから随分と時間が経過した間伐材をひっくり返すとたまに出くわすシロアリ。

アリとは名がつくもののハチ目ではなくゴキブリ目

 目は退化して無い模様

 乾燥には弱いようです。イエシロアリになると自ら水を運び住みやすい
湿気った環境をつくって行くようです。おそろしい...。

 大きな頭部の兵隊アリ。あまり出逢えません

 この個体で体長約4mm.イエシロアリより小振りのようです

3月12日.25日撮影 浜手緑地&新開公園