2013年3月10日日曜日

シラカシムネアブラムシ

3月7日の記事で「?キジラミの1種」としていた不明なムシをひっくり返してみた。
最初はツバキの葉裏と思っていましたが、現地に足を運ぶとツバキの隣のアラカシの葉の表、主脈に沿うよう
小さなコロニーを形成していました。コロニーのある葉は白く煤けておりました。ムネアブラムシ族ではない
かと調べてみるとシラカシムネアブラムシに辿り着きました。
追記:ezo-aphidさんよりコメントを頂き?を外しました。ありがとうございます!
また口針の後部にあるのは口吻で鞘の役目...以前にもヒイラギハマキワタムシで教えてもらって
いたのに忘れておりました(^^;;

体長約1mm. 口針がまだ刺さっています。

3個眼に見えますが、 なかなか上手く撮れません。

 もち帰り深度合成しましたが3個眼はWAXが邪魔したり技術的な事で撮影出来ませんでした
この時期あちこちで見られる白い粒は杉花粉?

 写真だと腹面が平に見えますが実際は結構凹凸

口針をしきりに動かしていました。その下のある脚のようなものは何でしょうね
「脚のような」ものは、口吻です。口針の鞘となって、組織にハリを刺しこむ際に支えとなるようです」
ezo-aphidさんありがとうございます!もう忘れません(^^;;


<<ステレオグラム・交差法>>
以下クリック拡大してご覧下さい。腹面の造形がよく分かると思います


3月8日撮影&採集 広峰山

2 件のコメント:

  1. 状況から見て、たぶん種名は合ってるのでしょう。「脚のような」ものは、口吻です。口針の鞘となって、組織にハリを刺しこむ際に支えとなるようです。

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    1. こんばんは。ありがとうございます。
      そして覚えていなくてすみません(^^;;ヒイラギハマキワタムシの長い口吻とは結びつきませんでしたが改めて見るとよく似た形状ですね。これでもう覚えました。

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