冬場の葉めくりの定番、ヤツデ。例年以上に、コバチの個体数が多くてビックリ。現場では、ついつい今まで
撮影したコバチだとモチベーションは上がらず、撮影もおおざっぱ。ただ帰宅して初見とわかるケースが多々あり
きっちり丁寧に撮影しなければと反省。
12月21日追記:ezo-aphidさんより「Apleurotropisは胸背には、中央後半1/2~1/3に短い溝がある」と関連サイトとともにコメント頂きました。ありがとうございます!
12月20日追記:上條先生よりコメントを頂き「その1」に”?”をつけ「その2」はメスのようです。お忙しい中、ありがとうございます!
12月19日追記:おちゃたてむしさんよりコメントを頂き「その1」はChrysocharis属のようです。タイトル変更しました。ありがとうございます!以前も同じように間違いまして→こちら。今回も背面を並べた画像を1枚、追加しておきます。
その1 ?Apleurotropis sp.
田んぼのあぜ道を歩いていると、突然!真横をダンプカーが走り去る。
撮影中、それほどの驚きがあります、このキイロテントウの横切りは。
体長約1.2mm
小盾板に”逆ハの字”の溝。毛も一対、生えています
「前方単眼の下に直線が横切っていますが、この線はChrysocharis では多少とも”v”字型をしています」先生より
12月12日撮影 新開公園
その1のApleurotropisもそうですが真ん中の単眼が大きく飛び出しています
オスと思っているのですが腹部はそんなに小さくありません。体長約2.1mm
体の美しい光沢、白く透き通るような脚
12月16日撮影 その1、その2とも新開公園
その1は真ん中です。両側を足して2で割ったような背面(^^;;
真ん中は結局、Chrysocharis属ではありませんでした。なかなか難しいですね
「Apleurotropisは胸背には、中央後半1/2~1/3に短い溝がある」ezo-aphidさんより
(比較のため大きさを揃えています)
小盾板に”逆ハの字”の溝。毛も一対、生えています
「前方単眼の下に直線が横切っていますが、この線はChrysocharis では多少とも”v”字型をしています」先生より
12月12日撮影 新開公園
その2 Apleurotropis sp. ♀
その2のApleurotropis属はヤツデの横に立っているスダジイの葉裏、こちらもコバチが多く見られました。
触角の感じからオスではないでしょうか。メスのようです。
「雄の触角は繋節(funicle)の各節が先端で細長くなっていて、毛はずっと長い」先生より
過去に撮影したApleurotropis属のオス→こちら
オスと思っているのですが腹部はそんなに小さくありません。体長約2.1mm
体の美しい光沢、白く透き通るような脚
12月16日撮影 その1、その2とも新開公園
その1は真ん中です。両側を足して2で割ったような背面(^^;;
真ん中は結局、Chrysocharis属ではありませんでした。なかなか難しいですね
「Apleurotropisは胸背には、中央後半1/2~1/3に短い溝がある」ezo-aphidさんより
(比較のため大きさを揃えています)
こんにちは。
返信削除笑ってしまいました。
写真からも伝わってくるように集中して撮影されているようですから、
黄色いトラックの例えはツボにはまりました。
トラックに合わせたようなコバチの動きも面白いですね・・・
1mmちょっとの世界にも色々あるものだと今さら感じます。
最近の撮影機材はミラーレスなんでしょうか?
こんばんは。
削除感覚はレンズで覗いた世界に立っているのに等しいのか、かなり驚きました(^^;;
カメラですがNikon1 V1と昨年、手に入れたZuiko Auto-Macro Lens 38mm f/2.8の相性がどうも悪く、もとの一眼に戻しております。お手軽さは無くなりましたが、シャッターを切る感覚とセンサーサイズの大きさによる暗部に強い所が良いなと感じております。でも値ごろ感が出ればV2も手に入れたいと考えています。
こんばんは。
返信削除コバチ類大豊作とのこと、おこぼれに与りたいですね。
昨日も一日、葉をめくったり落ち葉をひっくり返したりしてきましたが、見つかるのはいつもの顔ぶればかりでした。
ところで「その1」はChrysocharisではないかと思うのですが、どうでしょうか。。
こんばんは。
削除いつも、ありがとうございます!今回はかなり慎重に判断したつもりだったのですが(^^;;爪の甘さを露呈してしまいました。
コバチ類は例年に比べると、かなり多く感じますが新顔となると、やはりぐっと少なく、しかも上手く撮影出来ない状態です。ただ、それぞれの個体数が多いためにオスに遭遇する確率は高いような気がします。
本日、上條先生よりコメントを頂き「その1」Apleurotropisの決めては無くChrysocharisでは無かったようです。なかなか、ややこしいコバチに遭遇してしまったようです。
削除お騒がせしました(^^;;
すみません、外れましたか。こちらこそお騒がせいたしました。
返信削除素人の、見た目の大雑把な印象は全く当てになりませんね。
反省しております。
いえいえ、いろんなご意見を頂けると一段と深く掘り下げて知る事ができますので。
削除今回もかなり、にらめっこしました(^^ ただ忘れっぽい性分なので、あまり身に付かないのが難点です。
Apleurotropisの胸背には、中央後半1/2~1/3に短い溝があるとのことです。
返信削除www.neotropicaleulophidae.com/Neotropical_genera/Apleurotropis.htm
何度か訪れたことのあるサイトでしたが活用出来ていませんでした。ありがとうございます!観察しやすい判別点は嬉しいです。
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