2016年6月23日木曜日

オドリバエ科 Chelipoda sp.

何でしょうか、この格好の良さ。先日も紹介しましたChelipoda属と思われるオドリバエでありますが、こちらは色目が褐色。調べてみると「一寸のハエにも五分の大和魂・改」の”モンカマオドリバエの近縁属”と翅脈が同じ。三枝先生によりますと「初夏から晩夏までかなり長期にわたって成虫が見られ,主に森林の林縁に生える下草を掬うと採集できます」とのこと。その他にも情報を記されていますので、そちらをご参照ください。

頭部が小さすぎてバランス的に破綻していそうで、そうでないデザインの妙

オスの数は少ないそうですが複眼の感じはオスっぽい

過去撮影のこちらのオドリバエも格好良いです→こちら


昨日の記事のオドリバエは後脚が発達。こちらは前脚

背面

ちょっとしたピントの位置で毛が写ったり写らなかったり

この交尾器からみるとメスのようです

体長約3mm

翅脈

5月27日撮影 高野町


2 件のコメント:

  1. う~ん、今日の写真も面白いですね。
    1~3枚目の深度の対比が見事です。
    最近よっとばかり虫を撮り始めましたが、10年たってもこのセンスには追いつきそうにないです(-_-;)

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    1. こんばんは
      あまり何も考えずにやっております(^^;;
      今回も被写体の魅力のおかげであります。

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