久しぶりのツヤコバチの産卵場面。舞台はクチナシの葉裏。相手はコナジラミ幼虫なのですが、どうも既に寄生されたツヤコバチの蛹に対して産卵しているようです。それは狙っての行動なのでしょう。農薬ガイド「チチュウカイツヤコバチの生態と利用」では近縁種の競争ということで、その行動が示されています。
過去のコナジラミに寄生するツヤコバチ→こちら
初見のツヤコバチ 体長約1mm
腹部背面に茶色い斑紋あり。 産卵感を突き刺しています
右手の茶色い部位はコバチが蛹化する際に出す糞(meconium)でしょう
こちら成長が進んで黒化した蛹。その手前には団子状の糞(meconium)
参考までにヒメコバチですが幼虫から成虫に生育する動画→こちら
写真はありませんが通常のコナジラミ幼虫に産卵していた個体も確認しました
12月2日撮影 押部谷
おまけ: 奇妙な類似点
今回のツヤコバチ、腹部背面に茶色い斑点がありましたが同じクチナシの葉裏で生活する他のムシにも似たものがいました。単なる偶然か別に留意する必要のないものなのか分かりませんが少し気になりました。
腹部に乗った茶色いぼやけた斑紋
失礼しました。
返信削除MARK2ではなかったのですね !
でも、旧型でも深度合成ができるので、
色々、使えると思いまいす。
私は旧型も残して、マクロ撮影とかに利用するつもりです。
それにしても、この微細な構造物 !
凄いですね !!
神様を信じたくなってしまいます。
こんばんは
削除そうなんです(^^;;
深度合成機能はそのうち使ってみようと思います。
1mmという小ささですけど、しっかりしたデザインですよね。
面白い世界です。