半枯れのアカメガシワの葉裏で寒さを凌いでいたヒメコバチ科 Deutereulophus sp.のオス。2012年におちゃたてむしさんの記事を拝見してから6年後にようやく出会うことができました。その中で上條先生の「滅多に採集できないグループです」とのコメントがあり、確かに!と思った次第であります。
そんな貴重なヒメコバチのオスを今回、やらかしてしまいました。生体の写真を数枚撮った際、動き出したので直ぐ様、採取。冷凍にして撮影のために解凍。その時に触覚と翅がガラス瓶にビタリと張り付き慎重に剥がす作業をしたのですが大きく破損してしまいました。よって今回は触覚1本だけの披露となってしまいました。残念。
非常に感度の良さそうなアンテナ
ステレオグラム交差法にて
体長約1.4mm
真上からDeutereulophusz属の美しい彫刻を撮影できず
メスですが過去の写真→こちら
11月24日撮影 押部谷
いつものことながら素晴らしい深度合成画像、ため息ものです。
返信削除それにしてもこのDeutereulophus、雌は冬場の葉捲りで結構見つかるのに、雄は余程少ないのか、それとも通常越冬するのは雌だけなんでしょうか。私もあれ以来まだお目にかかれません。
こんばんは
削除おちゃたてむしさんのお写真のインパクトが強かったので直ぐに分かりました(^^
きちんと触角が2本が揃っているところ撮影できなかったのが本当に残念でなりません。
おちゃたてむしさんの推測通り冬場は越せないのかもしれませんね。