2014年1月12日日曜日

ヒメコバチ科 Pediobius atamiensis (個体変異)

バランスの良い美しいスタイルと金属的に輝く青緑色の彫刻。Pediobius属の中でも1番よく見かけるatamiensis。
そのなかで、たまに見かける頭部の単眼周辺の色が変化していない個体。はたしてatamiensisなのかどうか知り
たく思い採集しました。結果、よく分かりませんでした(^^;; 体長約1.7mm

1月15日追記:上條先生より個体変異の範囲内であろうということで目出度く”?”を外しました。
ありがとうございます!

今まで撮影したヒメコバチ科 Pediobius属↓
  1. Pediobius atamiensis(深度合成)
  2. Pediobius atamiensis
  3. Pediobius koebelei Kamijo(深度合成)
  4. Pediobius crassicornis 近縁種その1(深度合成)
  5. Pediobius crassicornis 近縁種その2(深度合成)
  6. Pediobius bifoveoratus に非常に近い種(深度合成)
  7. Pediobius sp.
  8. Pediobius bifoveolatus (Ashmead)
  9. ?Pediobius sp.
  10. Pediobius atamiensis(深度合成)
  11. Pediobius crassicornis 近縁種 と 謎の繭
  12. Pediobius crassicornis 近縁種 (深度合成)
  13. Pediobius foveolatus (Crawford) (深度合成)
  14. Pediobius atamiensis ♂ (深度合成)


「中胸盾板の後縁中央部が前方に湾曲し、小盾板との間に三日月型のすきまのあるのが特徴」
以前、上條先生より教えて頂いたatamiensisの特徴の1つ


今回の撮影のものは右。画角が違いますが、微妙に違う気がします




脚の色合いはatamiensisと変わらないと思います。腹部が邪魔で前伸腹節は撮影していません


山道から少しはずれた場所にあるアラカシ。コバチ類が越冬する絶好のポイントでしたが
通行の邪魔にならないのに大きく刈られていて「なぜに!」とがっかりしました。

1月5日採集・撮影 ゆめさき森の公園

4 件のコメント:

  1.  おはようございます。
    三角の隙間なら、私のカメラにも写っています。

    それぞれ複眼の間のRが違うように見えますね。
    写り方・・角度の違いがあるかもしれませんが。

    この記事の生態写真はキャノンのLマクロ+DCR250?

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    1. こんばんは。
      最近、随分と解像度が上がって来ましたね。今回のPediobiusが同種かどうか判断出来ないので先生に、お尋ねしています。わかりましたら、またブログ上でお知らせします。

      今回の生態写真はZuiko 38mm f/2.8です。EF100+DCR250だと25mmチューブ+テレコン1.4X位でないと倍率が足らないと思います。

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  2. 機材の情報有難うございます。
    ノーマルに戻したPowershotG3の前にG3の前玉を、さらに1個増やして
    計2個のコンバーションレンズ(笑)となりました。
    BABA様の話を聞いて気になっていたDCR-250を入手・・・レンズを並べながら遊んでいます。
    一眼を使うなら素性の良い中望遠ズームに組み合わせると、1cm~2cmのハチに使えそうです。

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    1. G3の前玉の記事、拝見しました。コスパ高いですよね(^^
      フルサイズかAPS-Cで倍率も変わって来ますが5DII+EF100+DCR250だと5mm~15mm位のものがちょうど良く写ります。それ以上の大きいものはレイノックスを外し、それ以下のものはZuiko 38mmで撮影しています。
      本日新たに古いレンズをデビューさせました。また記事にします。

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