2019年4月30日火曜日

ルリハラオドリバエ 交尾

足元に黒い塊。オドリバエの交尾だった。オスがメスに獲物をプレゼントし交尾に至る。この状態を撮影するのは久しぶりでしたが、わずか6枚ほどの撮影で解散していきました。

オスがメスに獲物を差し渡す場面が見たい

撮影を嫌って別れようとする。上がオス

こちらがメス 体長約5mm Empis cyaneiventris

さて獲物はミズアブの類と思いますがダレでしょうか..
4月28日撮影 押部谷


2019年4月29日月曜日

平成最後のインフルエンザ

過労が重なり免疫力が落ちたところでインフルエンザに冒されてしまった。しかし休むことなく働き続けた結果、全身に痛みが現れ、歩行もままならないようになってしまった。まるで重病人。やっぱり無理はダメですね..

経口補水液のペットボトルにセダカコガシラアブ

撮影時は37.5度の微熱
4月28日撮影 押部谷

2019年4月25日木曜日

3年ぶりの マスダアラカシタマバチ

先日おちゃたてむしさんが2年ぶりに見つけたとマスダアラカシタマバチの産卵を紹介されていました。私の方でも前回と違う場所ですがアラカシの新梢にて3年ぶりに確認できました。毎年現れるものではないのでしょうかねぇ。

18時前、冬場と違い日も長くなりました

右側の個体、産卵を済ませたのか腹部が凹んでいます

産卵中の個体。体長約2.8mm

越冬中の個体を見た記憶がありません(単に忘れているだけかも知れませんが)

産卵行動に夢中のためワカバグモの餌食に
4月22日撮影 押部谷

2019年4月24日水曜日

ナミヒラタカゲロウ 交尾

渓流沿いを歩いて行くとスウォーミングに出会う。大きな動きを見せると飛び立ってしまうので、ゆっくりな動作で近づきカメラを近づけた。

ざっと数えて150頭ほど

ほとんどオス

オス同士の交尾?すぐに解除される

貴重な?メスの頭部。オスはこちら

運良く交尾にこぎつけたオス

メスは3本脚。なんだか壮絶な交尾

下がオス

オスの把握器ががっしりメスをつかむ

把握器を差し出すも既にカップル成立

前脚を曲げメスが逃げないようにしているのでしょうか

生きるって大変だなぁ
4月12日撮影 高野町 花坂

2019年4月23日火曜日

ナミヒラタカゲロウ♂

4月12日。たまに行く渓流に足を踏み入れると無数のカゲロウが飛び立った。普段住む街中では見られない大型のカゲロウ。調べると、この時期に羽化するナミヒラタカゲロウのようです。
交尾はこちら

右の単眼が潰れている

成虫は口が無く寿命も短い。出会ったのもこの日限り

体長約15mm.2本の長い尾は欠損。
 ヒラタカゲロウ科 Epeorus ikanonis 

長い前脚

単眼の潰れていない個体。真ん中下のS字ラインが気になる

次は交尾を記事にします
4月12日撮影 高野町 花坂

2019年4月22日月曜日

オオトビサシガメ と クロセンブリ

ガードレールの上に食事中のオオトビサシガメがいた。獲物は多分、クロセンブリ。どういう状況でこうなったか分かりませんがサシガメの口吻がクロセンブリの口にブスリ。まさに死の接吻。

初見のクロセンブリ。こんな状態で出会えるとは..


口と口

翅脈が特殊なのでセンブリ科に辿り着けました

腹部は既にぺっちゃんこ

センブリ、翅瑞まで約10mm

オオトビサシガメは体長約25mm

腹部を見るとメスのようです
4月21日撮影 神戸市北区


2019年4月20日土曜日

ツチハンミョウ 1齢幼虫

草地にてイネ科ハルガヤの穂の先端に奇妙な黒い塊あり。何やらムシの気配がする。じっと見るとその塊はゾワゾワと蠢いていた。おっと!初見のツチハンミョウの幼虫だ。ハナバチ等が集まる花があれば、それらが、いないか気をつけていましたが、こんな塊で存在するとは驚きました。(この1齢幼虫がツチハンミョウかヒメツチハンミョウかは同定できていません)

ツチハンミョウの生態は面白く、花に集まるムシに手当たり次第しがみつきます。運良くハナバチのメスに取り付きハナバチの卵、その餌となる花粉や蜜のある巣に侵入できれば、それらを成長の糧とし成虫になることができます。ただその確率は大変低く、そのため大量の卵を産むようです。


私がハナバチなら絶対、ここで羽を休めたくありません

脚は6本。運良くハナバチの巣で脱皮できればイモムシの形に(過変態)

体長約1mm.常に動いているため思うようにピントが当てられず

画質悪いですがアゴあり。何に使うのだろう..

印象では1000頭は優に超えていました

こんな感じで激しく蠢いていました

こちらはカラスエンドウでの塊

同じ卵塊から孵化したのか分かりませんが4箇所で幼虫の塊を確認できました

4月20日撮影 押部谷

2019年4月19日金曜日

ナミハンミョウ♂

執拗にサラ・コナーを追い詰めていくターミネーターに上映当時は恐怖しました。ハンミョウを接写するにあたり今回も心を無くしてターミネーターよろしく執拗に追い詰めて撮影しました。ハンミョウにとっては甚だ迷惑な話ですが。

何度も何度も飛び立ち逃げるも最後は追い詰めました

執拗に追いかける価値のある美しさ

複眼の上の透明な毛。このアンテナは何をキャッチするのでしょう

大アゴが汚れている

鱗粉が多くついている。蛾類でも仕留めたのでしょう

4月8日撮影 押部谷