草地にてイネ科ハルガヤの穂の先端に奇妙な黒い塊あり。何やらムシの気配がする。じっと見るとその塊はゾワゾワと蠢いていた。おっと!初見のツチハンミョウの幼虫だ。ハナバチ等が集まる花があれば、それらが、いないか気をつけていましたが、こんな塊で存在するとは驚きました。(この1齢幼虫がツチハンミョウかヒメツチハンミョウかは同定できていません)
ツチハンミョウの生態は面白く、花に集まるムシに手当たり次第しがみつきます。運良くハナバチのメスに取り付きハナバチの卵、その餌となる花粉や蜜のある巣に侵入できれば、それらを成長の糧とし成虫になることができます。ただその確率は大変低く、そのため大量の卵を産むようです。
私がハナバチなら絶対、ここで羽を休めたくありません
脚は6本。運良くハナバチの巣で脱皮できればイモムシの形に(過変態)
体長約1mm.常に動いているため思うようにピントが当てられず
画質悪いですがアゴあり。何に使うのだろう..
印象では1000頭は優に超えていました
こんな感じで激しく蠢いていました
こちらはカラスエンドウでの塊
同じ卵塊から孵化したのか分かりませんが4箇所で幼虫の塊を確認できました
4月20日撮影 押部谷