2014年4月30日水曜日

ヒラタアブトビコバチ 産卵

当ブログでは何度も登場しているヒラタアブトビコバチの産卵場面ですが今年も観察出来る季節になりました。

ユキヤナギアブラムシ目当てのヒラタアブ幼虫

もりもりアブラムシを食べて太っても

ヒラタアブトビコバチが産卵にやって来ました。南無三..

脱皮中のユキヤナギアブラムシ

ある程度距離を開け産卵管をプスリ

食後直ぐのためでしょうか、暴れないヒラタアブ幼虫
暴れる幼虫は→こちら

危険は無いと感じたか大胆に上に乗って改めて産卵管をプスリ

4月27日撮影 浜手緑地西

2014年4月29日火曜日

アブラバチ ( Ephedrus plagiator ) 甘露補給

ユキヤナギアブラムシのコロニーにやってくるアブラバチを探していた。1頭だけ見つける事が出来た。
しかし産卵する気配はなくアブラムシが脚で弾いた甘露などを舐めていた。
昨年の記事のアブラバチと同種と思います。体長約2mm

アブラムシが後脚で甘露を蹴飛ばすシーンは何度も見ましたがナカナカ撮影出来ません

口に着いた甘露を吸い切ると今度は脱皮殻についた甘露にありつく

次に大きく溜まった甘露へと口を運ぶ。
腹部が縮んでいるのでひと仕事(産卵)終えたのでしょう。

4月27日撮影 浜手緑地西

ナミテントウ お食事中

ユキヤナギの新梢はアブラムシのコロニーで賑わっている。それ目当てのムシも続々登場。
今回アブラムシを捕食するナミテントウの口器の動きに注目してみました。

アブラムシをガッチリ銜えています

 ただ、いまいち、どうーなっているのか分かりませんでした(^^;;

 交差しているキバが開閉をしている感じでしょうか

4月24日撮影 浜手緑地西

2014年4月28日月曜日

ハナノミ科 の1種

4月29日追記:ezo-aphidさんよりコメントを頂き不明甲虫からハナノミ科 の1種にタイトル変更しました。
ありがとうございます!標本を見なければ種の検索は難しいようです。

 ユキヤナギの新葉の先端にいた甲虫。立派な下唇鬚であります

 不安定な足場ゆえ、この程度の写真しか撮れませんでした。体長約3mm

ハナノミ?
4月24日撮影 浜手緑地西

アオオビハエトリ

多分、いままで撮影した中で最も水色の濃いアオオビハエトリと思う。残念ながら撮影枚数は少ない。
過去の撮影→ その1 その2 その3 その4 その5


4月24日撮影 浜手緑地西

2014年4月27日日曜日

眠る! シロスジヒゲナガハナバチ

日中、花から花へ飛び回っているヒゲナガハナバチも早朝は草に掴まり眠っている

日中は20℃以上に気温が上がるこの時期も、午前5時30分頃は8℃ほど

モフモフしているところが可愛らしいですね

 太くて長い触角

顔面には花粉が着いております

翅脈を見る限りニッポンヒゲナガハナバチでなくシロスジだと思いました
4月24日撮影 新開公園

眠る! コンボウアメバチ の1種

日の出前。眠っているムシを撮りに行こうと出かける。案の定コンボウアメバチがイネ科の草につかまり
休んでいた。今回はMP-E65mmとコンデジしか持っておらず、ちょっと被写体が大きすぎて不便でした。

体長約25mm.

等倍以上だと画面に入りきれません

持ち合わせのコンデジでパチリ。最初はこの角度で休んでいましたが

フラッシュを浴びせる度にポーズが崩れて来ます

長い腹部と少し傷んだ翅

4月24日撮影 新開公園

2014年4月26日土曜日

クロバネキノコバエ科 の1種

追記:ezo-aphidさんよりコメントを頂きキノコバエからクロバネキノコバエにタイトル変更しました。
ありがとうございます!




4月24日撮影 新開公園

オドリバエ科 ?Platypalpus sp. と ?Rhamphomyia sp.

ソメイヨシノのやわらかい新葉の上での出来事。白いオドリバエが黒いオドリバエを捕獲し餌食にしていた。

Platypalpus属であろう白いオドリバエ。おちゃたてむしさんの記事のものと同種と思います。体長約3mm

相手の頭部にブスリと口吻を刺しチュウチュウ吸っているのか、複眼がベコっと凹んでいる

黒いオドリバエはRhamphomyia属か。体長約3.8mm

1枚目の写真に比べ口吻が随分と伸びている

中脚腿節におろし金のようなトゲと挟み込まれた黒いオドリバエの口吻

翅脈の撮影を忘れておりました..

4月17日撮影 新開公園

2014年4月25日金曜日

コガネコバチ科 Mesopolobus sp.

ソメイヨシノの新葉の裏。冬場、葉裏で見慣れたコガネコバチがいた。まだ寄生蜂の動きは少ないかな..
4月16日撮影 新開公園

カシノアカカイガラムシ 深度合成

深度合成で確認できた眼は1つ、ezo-aphidさんより教えて頂いた資料の図説は正しものでした。
前回の記事→こちら

灼熱の地獄の炎より、いでしサタン.. って感じですが(^^;;

触角の付根に眼が1つのようです

口はございません。樹皮上をうろついているのは産卵だけのためでしょうか..
腹部のゴミは剥がれた樹皮の1部。損傷の危険性の為。無理に除きませんでした

丸い気孔が並んでいます

眼がひとつと分かりやすい写真を見つけました
4月24日深度合成撮影 採集:新開公園