2012年6月30日土曜日

ナナフシ

おっと!見つけた時に声がもれた。大きいね。ほとんど止まっているので複数のダニが着いている。
焼きの入った木材のような質感は面白い。

右前脚が欠損している。

全身写真は面白く撮影出来なかったのでまたの機会に(^^;;

尾付近に着くダニ2匹。体長約1.4mm

タカラダニの1種でしょうか。
6月29日撮影 Nikon1 V1

クロミャクチャタテ ♀

笹の葉にチャタテムシ。翅脈の1部が白く文字のように見える。いつものおちゃたてむしさん
そらさんのブログにて種名が分かりました。大きく立派なチャタテムシでありました。

右の翅の1部が破損している。 体長約4.5mm。翅瑞までやく7.8mm。触角はおよそ15mmもある。

意味深な頭部の模様。

そして翅の白い文字。

複眼から♀なんでしょう。

幼虫群。違うかもしれませんが(^^;; 約2〜3mm。
6月29日撮影 Nikon1 V1


2012年6月29日金曜日

ヨツボシテントウ 幼虫

行けば必ずアラカシのイスノフシアブラムシの様子を見る。久々に行くと、ひこばえは大きくなり
小さなコロニーも大きくなっていた。


場違いのムシが1匹、混じっている。確かテントウムシの幼虫。おちゃたてむしさんのブログ
見たヤツだ。トビイロケアリの集団の中で平然と活動している。


トビイロケアリとイスノフシアブラムシ。そしてヨツボシテントウ幼虫。

体長約4mm。

成虫は襲っていないようです。

分かりにくいですが若齢虫を食べています。撮影中は見えていません。

アリを惑わす何かが出ていそうな体皮。
6月22日撮影 Nikon1 V1

ヒメコバチ科 Tetrastichinae亜科 の 1種

寄主は何者なのか?庭で大量に飛んでいた。生態を知らないから、どう探せば良いのか分からない。
1枚だけ(たまたまで今ひとつ)交尾写真を撮る事が出来た。採集して個体数を調べた訳ではないが、
ほとんどが♂であった。今年の2月1日に撮影したものと似ている。

 ♀体長約1.8mm.

 ♂体長約1.5mm.(1枚目と同じ倍率での撮影です。)

交尾中。かなり粘りましたが、これ1枚だけ。

レンズを向ければ、ほとんど♂。

クモの糸にひっかかる♂。無事逃げておりました。

アミメアリに捕まる♀。匂いを触角で嗅ぎ取ったのか♂が集まって来た。

プンプン飛んでいたので適当にシャッターを切ったら写った(^^;;
6月28日撮影 Nikon1 V1 自宅庭


2012年6月28日木曜日

コカマキリ 幼虫

小さなカマキリの幼虫に頻繁に出会う。小さいながら獲物をとらえたコカマキリの幼虫がいた。
何を食べているのだろう?よくみるとアリ。小さくても、さすがカマキリ。

 体長約10mm。最初ゴキブリ幼虫でも捕まえているのかと思った。

大顎からアリだとわかりました。

成虫はこちら

少し色目の違う別の個体。
6月24日撮影 Nikon1 V1


ヒシウンカ科 の1種

ウンカの連中の造形は大好きだ。見慣れないウンカが石の柵の上にいた。尾からブラシのように
蝋物質を出している。例に漏れず撮影中、ピンと飛んで行った。

 体長、翅瑞まで8mm。白い部分の長さ約3mm。

深度浅いですがとりあえず正面。

う〜ん。何のため?

こちらは同種と思われる別個体。
6月20日撮影 Nikon1 V1

2012年6月27日水曜日

オオヒラタシデムシ

死出虫。名前からイメージは良くないが森には無くてはならない存在。スルーする大きさだが
交尾のとき♂が♀の触角をくわえているのが面白くてレンズを向けた。気持ちの入れ込み様が
弱い為か、今ひとつの写真ですが...。

 最初よく分かりませんでしたが。♀が逃げださないため?
頭部の凹みや触角の形状(2枚目参照)が交尾の時に有効に働くんですね。ezo-aphidさんありがとうございます!

別のカップル。やはり触角を咬んでいます。

こちらは幼虫。
6月14日撮影 Nikon1 V1



ハラキンミズアブ

奇麗で奇妙なハエを発見すると心が躍る。狙うは複眼。今回は残念なことに場所が悪く正面
に回り込む前に飛び立たれた。納得がいく撮影が出来ず、しばらく追いかけてみようと思う。

 実際、見ると美しく輝いております。体長約5mm。ミズアブ科 Microchrysa flaviventris

反射の加減で複雑な色が出る。こんなビー玉ありますよね。

6月24日撮影 Nikon1 V1

2012年6月26日火曜日

クモを喰らうナミテントウ

葉の上に光るもの。お、テントウムシ。あれ、何か食べている...。
まさか襲って食べている訳ではないでしょう。何かの原因で死んだクモなんでしょうね。

羽化が上手くいかなかったのか翅鞘がうまく閉じていません。

抜け殻かと思いましたが違うようです。

6月20日撮影 Nikon1 V1

マダラマドガ の1種

地味な色目の蛾にレンズを向ける事はあまりない。今回は葉の上でのとまり方が特徴的だったのと
そらさんのブログで見た記憶があり、種名が簡単に判別出来るとおもい(^^;;シャッターを切った。

このとまり方が意味するものは...何かの擬態?大きく見せるため?何でしょう。

見えている範囲で横幅15mmです。

直ぐに逃げない所を見ると、何かの擬態に徹しているのでしょう。ちがうかな?

6月24日撮影 Nikon1 V1

2012年6月25日月曜日

キマワリ

キマワリというよりキモチワルイ(^^;;というより何だか怖い...。自分が小さな昆虫なら血相変えて
逃げ出すだろう。でも、幼虫も成虫も朽木を食べるらしい。見た目で損している!?

 「ゲヘヘヘヘ。頭、かじるぞ〜」そんな雰囲気(^^;; 体長約16mm

6月20日撮影 Nikon1 V1

イヌビワコバチ ♀

いつも素晴らしい昆虫の生態を紹介されている、おちゃたてむしさんが先日、イヌビワコバチを掲載されていた。

今が産卵時期のようで、それでは行ってみよう!ということで2日間に渡り少し観察してみた。
気付いた事、気になる事を挙げると。

  1. 多くの果嚢があるのに、産卵しやすい果嚢を選別しているのか集中的に集まる実がある。
  2. 産卵を終えた雌はまた出てくるのだろうか?1つ試しに割ったが果嚢の中で死んでいた。
  3. 翅はどうも自切出来るような気がする。それとも、少しの力が加わると落ちる?
果嚢に入る途中にクモにやられた者、ひっくり返って溢れるもの。いや〜イヌビワコバチの♀も大変です。

イヌビワとイヌビワコバチは共進化の密接な間柄のようです。
果嚢の入り口(名前は何でしょう)が満杯状態でウロウロする♀。体長約1.7mm

ひたすら内部に侵入しようとします。

小さな入り口にギッシリ。

たまたま、この果嚢に集まったのか。もみくちゃになって、ひっくり返ってます。

別の果嚢。こちらはスムーズにあっという間に入って行きました。

目の前に入り口がありながらクモの糸にひっかかり進めません。

クサビ型の頭部に発達した前後脚の腿節。
イヌビワに潜り込むのに特化したデザインですよね。凄い。
6月23〜24日撮影 Nikon1 V1

ー動画ー
混雑する果嚢入り口。