2016年6月22日水曜日

紀の川にて メダカナガカメムシ 孵化

河原に生い茂っていたクズの葉裏はメダカナガカメムシが大繁殖しておりました

メスの背にオスが乗っかっております。過去記事→ 【1】 【2】

4枚のパーツからなる蓋を押し開き真っ赤な幼虫が孵化

ちなみに蓋が閉まっているときの状態(深度合成

上とは別の個体

動きが無いので生きているのか死んでいるのか不明

こちらは明らかに死んでおります。体液を吸われ干からびている

犯人はダニのようです。体長約0.4mm ハモリダニの類でしょうか

無事に卵から脱出できた幼虫。葉裏の毛に負けないように、しっかりした脚。体長約0.5mm

孵化してしばらく経ったであろう個体。腹部の形がしっかりしている。体長約0.6mm
6月7日撮影 和歌山県𣘺本市


2016年6月21日火曜日

紀の川にて シラケナガタマムシ

フジ棚で見つけたタマムシ。地味ながら鈍い光は美しく流石タマムシ

揺れる葉上と常に走り続けているので仕方なく手に移動してもらい、お顔をパチリ

右の触角は欠損。アゴはハサミのような感じで左右重なるようです

体長5mm.レンズがお嫌いでまともに撮影出来ませんでした
6月7日撮影 和歌山県橋本市

紀の川にて アワダチソウグンバイ 卵

当ブログでは、その時々の気分で掲載する記事を決めますので日にちが行ったり来たり、適当であります。ご了承ください。

和歌山県は紀の川散策の続きであります。セイタカワダチソウにグンバイムシが大繁殖しており、その葉の主脈に産み込まれていた卵を見つけました。

アワダチソウグンバイ幼虫 体長約0.6mm その頭の先に卵

何齢か分かりませんんが、こちらも幼虫。体長約0.7mm
多分上の個体より1齢大きいはずです。形がグロテスクに変身しております

卵の蓋の直径約0.13mm ここから出られる大きさの幼虫を今まで見たことがありません

かなり探しましたが発見できず

ポヨ〜ン!?と蓋が開いております

蓋が閉まっているのは孵化がこれからか孵化不全か..

半翅目の卵は個性的なものが多いです

白くかすれた葉。これを庭のヒマワリでやられた時は困りました

脱皮したての白い幼虫。棘はあっても粘液球なし

粘液球の成分と目的はなんでしょうね
アブラムシと違い襲われている所を見ない幼虫の群れ

何がどうしたか前翅のない成虫。体長約2.1mm 0.13mmの穴から出てここまで成長


6月7日撮影 和歌山県橋本市

2016年6月20日月曜日

趣味からはじめる昆虫学

面白い本が出ました!以前に当ブログにコメントを下さったTatzさんこと熊澤さんが出版されました「趣味からはじめる昆虫学」であります。おめでとうございます!
全8章であります↓

第1章 昆虫研究への誘い
―知られざる昆虫の世界へようこそ
第2章 昆虫研究に関わることを考える
第3章 昆虫を観察する
第4章 昆虫を採集する
第5章 昆虫を撮影する
第6章 昆虫標本を作成・同定する
第7章 昆虫を飼育する
第8章 見つけたことを発表する

私のブログを訪問していただいてる方なら上の目次を見るとワクワクすること間違い無いと思うのですが実際、読んでみますと入門書でありながら昆虫のディープな世界へ進んで行くためのノウハウが多くの写真とともに丁寧に解説されています。書籍サイズも大判で非常に分かりやすいと感じました。良い本です!おすすめします。

出版社: オーム社 発売日: 2016年06月26日


実は熊澤さんより昨年に声を掛けてもらい私も少しですがコラムという形で参加しております。(だから推めている訳ではなく、本当に面白い内容なんです)その際の肩書きが”昆虫写真家”となっています。これは出版社の方が用意していただいたもので最初は戸惑い別の肩書きを考えたり写真家の定義を考えたりしました。じっくり考えた結果、色んな意見があると思いますが、そのまま”昆虫写真家”で行くことにしました。恐れ多いですが。まぁ写真家として生計を立てていくプロではありませんが今後も出し惜しみなくブログでの発表を続けていきたいと思います。

ハモリダニ

地衣類に覆われた樹皮にいたハモリダニ。その赤色が眼に沁みる
6月16日撮影 押部谷

2016年6月19日日曜日

アラカシの幹にいた アミガサハゴロモ

時折アラカシの幹にとまっているアミガサハゴロモ幼虫を見かける

樹皮に口針を突き刺して吸汁は可能なのでしょうか

体長約3.2mm

この時19時過ぎ。ずい分と日が長くなったものです
6月18日撮影  押部谷

ノウゼンカズラ の アミガサハゴロモ

頻繁に登場するアミガサハゴロモ君であります。ノウゼンカズラにアオバハゴロモの幼虫に混じって1頭、吸汁しておりました。

今回は少し雰囲気を変えて撮影

 写真は無音ですが、いつもゴーとかボーとか火花や煙が噴射する音が聞こえます(気がします)

前回の記事に比べ体長が大きくなっている個体をあちこちで見かけます

6月16日撮影 押部谷

2016年6月18日土曜日

カマバチ 幼虫嚢 ( larval sac )

想像.. 
  1. 腹部に張り付いた寄生蜂の幼虫にダメージを与えるため後脚に多くの棘を備えた→ヨコバイ類
  2. その棘から身を守るために硬質の外皮を幼虫時代から備えるようにした→カマバチ幼虫
クワの葉裏にいたクワキヨコバイの類(おちゃたてむしさん記事参照)の腹部から頭部をヨコバイに潜らせたカマバチ幼虫が居た。同時期に発生したであろう他のヨコバイ幼虫に比べ翅芽が小さく寄生され発育が遅れている様子。調べると寄生されると生殖器が発達しないとある。

幼虫が大きくなるにつれ身を守る幼虫嚢( larval sac )が新たに形成され縞模様になっているのでしょうか?

そう推測すると3枚目の幼虫嚢 ( larval sac )って感じであります

鋭いヨコバイの後脚の棘も無力であります

幼虫の大きさ約1.7mm

別個体。こちらは多分、腹部でまだ潜伏中と思う

成虫はまだ見られなかった

5月28日撮影 高野町

コアカザトウムシ

初見のザトウムシ。近所には見かけない
アカザトウムシ科 Proscotolemon sauteri

眼丘が三角おむすび型

ピカピカと照りのある触肢

よーく見ると

拷問道具のような形。この質感には何か意味がありそう。トビムシが近づいて来るとか..

体長約1.2mm

5月27日 高野町