2018年12月24日月曜日

冬のダニ祭り! タテイレコダニ(Oribotritiidae)の1種 【前編】

ダニ祭りもそろそろ先が見えてきました。今回はササラダニ亜目(Oribatida)の仲間、イレコダニであります。イレコダニは2度目の登場ですが今回のはツヤツヤで非常に美しいイレコダニでした。落ち葉に埋もれた朽木の樹皮が剥がれた部分で見つけました。同定は島野先生にしていただきました。

SF物語に登場しそうなデザイン

アルマジロのように脚が収納されるデザインが秀逸

腹面。木を返すときにクモの巣にひっかかり、脚を引っ込めカプセル状になっている

真ん中の筋に肛門と生殖口があります。(後日掲載)

体長約1mm.高さがあるためサイズより大きく感じます。

最初、なぜお尻が割れているか謎でしたが腹面(3、4枚目)を見て納得しました。
11月29日撮影 押部谷

2018年12月23日日曜日

冬のダニ祭り!トゲダニ亜目(Gamasida)の1種

厚さ1cmほどの材木が林床に埋まっていた。もちろん、ひっくり返して裏面を眺める。その中でツヤツヤしていた小ぶりのダニを見つけた。

自ら粘液のようなものを出しているのかと期待しましたが

単に湿気ている模様。脚に生えている黄色っぽい毛は背面にもある

第4脚が大きく発達している。肉食系の雰囲気

徐々に背面の水気が無くなっていく

白い毛が生えている第1脚。左は欠損している

背面は網目状の細かい彫刻あり。体長約0.7mm
11月29日撮影 押部谷

2018年12月22日土曜日

冬のダニ祭り!イブシダニ(Carabodidae)の1種

毎日毎日ダニばかりでブログのアクセス数も減っております(^^;;しかし!懲りずに続けていきます。今回は初見のイブシダニと思しきもの。林床に転がる朽木にいました。クチクラに黄色いゴミのようなもの(胴背毛)が着いているタイプです。
Aclerisさんがブログで紹介されているコノハイブシダニ Gibbicepheus frondosusによく似ています。今回の写真では細部が分かり難いですが同種ではなさそうです。しかしササラダニ亜目イブシダニ科Carabodidaeに間違いはなさそうです。

 最初ゴミかと思いましたが、何の役割があるのでしょう。

 同じ場所にいた別個体。突出物は先端が丸く根元は細い。体長約0.6mm

硬そうなクチクラ。ササラダニは実際にも硬いそうです。

ササラダニらしく、ゆっくりと歩いていました
11月16日撮影 押部谷

別の日。テングダニが踏んづけているのがコノハイブシダニっぽいです

2018年12月21日金曜日

冬のダニ祭り! トゲダニ亜目(Gamasida)の交尾

1mm以下の世界は少しでも被写体やレンズが動くと撮影できなくなります。今回は何とか食らいついた、つもりですが肝心要を押さえられたとは云えず少し心残りのある撮影となりました。次の機会は多分無いでしょうね(^^;;

ルンルルン♫ トゲダニが歩いていると

ガバッ!え!なんだ?突然横からダニが襲って来た!

喰われるのか!と思ったら腹部に回り込んだ

脚を相手の脚に巻きつけて

ああ!オスがメスの腹部に潜り込んで交尾なのかと、この時点で理解しました

上のメス体長約0.8mm   下のオス体長約0.7mm 

強引?にメスの腹部に体を引き寄せようとする

メスの体が地面たいして垂直になる。この時、交尾が成立したと推測

その後、5枚目gif動画のような、もみ合いは続き2分30秒後に離れていきました

うまくいったかは謎。オスはその場を後にしました
もう一人、自分がいて別角度からも撮影したかった現場でした
11月16日撮影 押部谷



2018年12月20日木曜日

冬のダニ祭り! ?ケダニ(Prostigmata)の1種

 林床に横たわる朽木にいました。体長約0.35mm

雰囲気的にはケダニと思いますがよくわかりません
11月9日撮影 押部谷


冬のダニ祭り! トゲダニ(Gamasida)の1種とトビムシの1種

相変わらずダニが続きます..
山中にて完全に埋まっていた石の裏側。トゲダニが小さなトビムシの類を捕食していた。

トゲダニの体長約0.6mm 小さなトビムシは0.25mmくらい

最初Megalothorax minimusかとおもいましたが触角が違いました。
ちなみに上の写真は若虫で体長約0.17mm

鋏角でがっちり挟んでいます

ボケておりますがハサミが見えます
11月10日撮影 押部谷


2018年12月19日水曜日

冬のダニ祭り! ウデナガダニ Podocinum sp.

小さくて細部が確認できず初見なのか何度目かなのか分からないウデナガダニの1種。色目的には初見のような気がします。

体長約0.5mm.このときは高倍率レンズを持ち合わせていませんでした。

遭遇率の高い石の裏
11月2日撮影 押部谷

冬のダニ祭り! ?ヒポプスとトゲダニとオビヤスデの1種

かなり大きい倒木をゴロリと転がすと接地面に初見のオビヤスデ群。それらを撮影しようとレンズを向けると結構な数のダニがついている。うは!楽しい!よく見ると2種存在しているようです。
1:淡いピンク色 コナダニ(Astigmata) 第2若虫ヒポプスの可能性
2:白色 トゲダニ(Mesostigmata)
島野先生に見ていただくと1のヒポプスは画像がはっきりしないため断定は出来ないようです。

頭部に並んだヒポプスと思しきもの。体長約0.2mm

トゲダニ(Mesostigmata)大きいので0.25mm

さすがにこの大きの撮影は辛いです..

ヤスデのクチクラの分泌物を餌にしているのでしょうか

本来ならヤスデが主役ですが今回はダニであります

なかなか格好の良いオビヤスデと思います。体長約20mm

11月23日撮影 三木山森林公園

2018年12月18日火曜日

冬のダニ祭り! ジュズダニ(Damaeidae)の仲間たち【後編】

前編】の続きであります。今回は前回と違い少し大きいジュズダニの登場であります。それぞれ撮影時期は違いますが、どれも体長約1.5mm前後であります。

 その1
蝋物質&ゴミをまとう雰囲気あるダニ。好きですね

腹面もうっすらWAXがありますね

11月9日撮影

 その2
多分同種

何かの卵殻のようなものを着けています
11月11日撮影
 その3
 こちらのゴミは多分バラバラになったアリ。面白いですね

誰かの卵も載せています
12月3日撮影

 その4
 最後は身ぐるみ剥がれたもの。脚も1部失っています

 WAXとゴミのおかげで生き延びたのでしょうか..
12月7日撮影