2012年3月17日土曜日

ムツトゲイセキグモ

ムネアブラムシを見ていたら葉上で発見した。見つけてうれしいクモの一種だ。
2.8mmと小さいものの立体的な造形は面白い。今回はじめて角のようなものが
あることが分かった。なかなかユニークで面白い存在。

3月18日追記:Aclerisさんより種名を教えて頂きタイトルを改変しました。また
ezo-aphidさんより詳しい生態をコメント頂きました。ありがとうございます!!

前回見たシロオビトリノフンダマシとは大きさもカタチも違う。

第1、2脚でムシを捕獲する為の糸を準備している。

脚を上げ捕獲体勢!残念ながら餌はやって来ませんでした。

大小の2本の角。

撮影に気付き葉からこぼれ落ち。

器用に糸を張り、つたって行きます。
3月14日撮影。Nikon1 V1

6 件のコメント:

  1. コンニチワ。これ、ムツトゲイセキグモだと思います。
    一般に投げ縄グモと呼ばれてるクモですね。
    これが粘球を振り回しているところを一度見てみたいものです。

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    1. こんばんは。
      ありがとうございます。てっきり2つの大きなコブからトリノフンダマシと思っておりました。

      Aclerisさんに先日メールしたのですが届いてなかったでしょうか?アノニモミイア先生と連絡とりたいのですが。Nostima versifronsと思しき個体を3匹ほど採集しました。

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    2. うわ!、スイマセン!今気づきました。
      メールで返信しましたのでご確認ください。
      よろしくお願いします。<(_'_)>

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    3. メール受け取りました。有り難うございます。明日にでも発送しようと思います。結局はアノニモミイア先生の記述通りに乾燥死に至りました。

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  2. あらら、Aclerisさんは守備範囲が広いですねー。さっそく和名で検索したところ、「クモ画像集」の沢山の写真の中にAclerisさんの雄も。これはどうやら雌(?幼体)みたい。
    ナゲナワグモのビデオを見たことがありますが、ムツトゲは蛾が遠い位置から粘球を振り回し続けるのに対し、オーストラリア(?)のナゲナワグモは蛾が直近に来てから獲物に向かって粘球を投げたように見えました。このへんが「ムツトゲの粘球は蛾のフェロモン臭を出している」と言われるゆえんなんでしょう。そうだとすると、獲物は特定の雄蛾に偏るだろうと思うのですが、実態はどうなってるんでしょうねー(動物の行動を、少数事例から正しく推定して構成するのは難しいでしょうなぁ)。

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    1. こんばんは。
      わたしも検索して拝見しました。なんだか、ひょうきんな動きをするクモだな〜と思っていましたが粘球に蛾のフェロモン臭とは恐れ入りました。自分でも動画を撮ってみたいですね。

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