2012年9月7日金曜日

タマゴクロバチ Telenomus cirphivorus 産卵

Spodoptera属の卵塊を舞台にしたタマゴクロバチシリーズ第3段目。今回は運良く産卵場面に遭遇した。
過去の記事はこちら。第1回目2回目

周りに食草らしきものが全く無い軒下に産みつけられていた。

羽化か産卵か分からないので毛の1部を除去。中には薄緑色の卵。
卵の直径は約0.5〜0.6mm

除去した部分で産卵を開始。体長約0.7mm。前回と同種でしょう。

9月5日撮影 Nikon1 V1 ゆめさき森の公園

4 件のコメント:

  1. 寄生後の卵の色彩変化を記録されるとオモシロイかもしれませんよ。
    ちなにみ、アメンボの卵の場合は、クロの縞模様が形成されます。

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    1. ご提案ありがとうございます。
      アメンボの卵の模様確認しました。水中にまでタマゴクロバチが侵入して産みつけるんですね。驚きです。

      寄生された卵を持ち帰って羽化に成功した事がありません。湿度の管理が駄目でカビを生やしてしまいます。何か良い方法あれば教えて下さい。

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  2. アメンボタマゴクロバチの幼虫と薄く帯状に染まった卵殻の写真は、日本産幼虫図鑑(学研)の282ページに掲載しております。チャンスがあったらご覧ください。
    さて、寄生卵の飼育(?)に私はあまり苦労を感じたことはありません。基本的には試験管に卵が付着している枝や葉などを入れて、綿栓を強くするだけです。

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    1. 飼育方法ありがとうございます。難しく考えすぎておりました。
      ネットでもシマ模様の写真、確認出来ましたが図書館にて日本産幼虫図鑑も確認したいと思います。

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