2020年8月16日日曜日

アワダチソウグンバイ卵 と ホソハネコバチ

庭に生えたセイタカワダチソウを観察していたら、たまたま写った寄生蜂、ホソハネコバチ。家の庭で見つかったことに驚きました。

同種かどうか分かりませんが先日おちゃたてむしさんがナシグンバイ卵に寄生する素晴らしい場面を掲載されていました。

 

アワダチソウグンバイは北米産の外来種。その寄生蜂はグンバイムシの寄主であるセイタカワダチソウとともに海を渡ってやってきたのでしょうか。それとも在来種が対応できてしまったのでしょうか。前者と思いますが真相はいかに。

触角と腹部の感じからオスでしょうか。
別アングルから撮影しようとレンズを動かすと飛んでしまいました。
7月4日撮影 自宅庭

その後、庭の手入れのため、上の写真のセイタカアワダチソウは抜かれてしまいました。しかし庭の別場所に抜き忘れを発見。案の定、グンバイムシが生息していました。

卵の蓋にヘタあり


葉の組織に埋め込まれています


ホソハネコバチの姿は見られませんでしたが


干からびた死骸を発見


どれくらい日数が経っているのか、くしゃっとしています。
8月15日撮影

2020年8月10日月曜日

ウバメガシアブラムシ

美しき小さな虫たちの図鑑」用にとにかくタマ数を増やさなければと撮影したウバメガシアブラムシです。アブラムシとしては面白い存在と思いますが掲載には至りませんでした。

アブラムシ入門図鑑」(全国農村教育協会)では”海岸に近いウバメガシ”とあり確かに今までの撮影場所は海に近く、今回も比較的、海に近い明石公園のウバメガシであります。なぜ海の近くなのか知りたいところです。


体長約0.55mm.樹皮に腹面が固着し要らなくなった脚が反っている
ヒラタアブラムシ亜科 ムネアブラムシ族 Quadrartus agrifoliae
背面や側面上部の縁などからロウ物質が出ています


立体写真(交差法)


葉裏にいた個体


吸汁場所を定めたのか体長約0.4mm弱の幼虫

3月17日撮影 明石公園


2020年8月8日土曜日

アオコアブ(Hirosia humilis)

 イヨシロオビアブ( Hirosia iyoensis )と思い投稿したものの画像追加の時点で、おやっ?と思い、調べ直すと、よく似た種のアオコアブでありました。訂正しようとすると前の記事が完全に消えてしまい、あらためて投稿しなおす羽目になりました。

こちらもイヨシロオビアブ(通称:オロロ、オロ、コシジロなど)とおなじく前はTabanus属でありました。 和名の青小虻の青は複眼の印象からでしょうか、まあ、他の種も似たような複眼の色なので適当につけた青かもしれません。

記事には関係ありませんがBloggerの投稿画面が刷新され使いにくいというか不具合がちょこちょこ発生しております。


横にうっすら入った赤いラインが吸血者の証

一番下、皮膚を切り裂くオレンジ色の口器が顕れています
ぎっしりと規則正しく、こうも眼を集めたものです
肉眼(老眼)で イヨシロオビアブと同定してしまいましたが
第2背板の中央三角班が最大(原色昆虫大図鑑III)
みんなでつくる双翅目画像」にも背面画像あります。

体長約11mm.

8月6日撮影 笠形山

Amazon新着ランキング1位

このジャンルの登録数などの問題もあって、あまり意味の無いものと分かっておりますが、ご予約をいただいた方々のおかげで新着ランキング1位です。この場を借りまして御礼申し上げます。書いている時点で既に変わっている可能性もありますが(^^;;

新着ランキング(昆虫学)

あと、カバーデザインが更新されています。9月9日(水)発売(予定)



2020年8月5日水曜日

山と溪谷社「美しき小さな虫たちの図鑑」予約受付開始!

山と溪谷社さんより発売中の「美しき小さな雑草の花図鑑」という着眼点も掲載の写真も素晴らしいベストセラー本があります。今回紹介するのは普段は気づかず素通りしてしまう身近な小さな虫たちにスポットライトを当てた「美しき小さな虫たちの図鑑」であります。恐れ多くも2019年3月に私に制作のお話をいただき、ようやくAmazonにて予約受付の段階までこぎつけました。現在、残りの作業はあとわずかの状況です。

 内容は今まで撮影した写真の中から厳選した&この本だけの撮り下ろしで深度合成画像が中心になっています。穴があくほど何度も目を通していますがムシのデザインの素晴らしさは全く飽きが来ず、ページをめくるたびに何度も凄いなぁ〜と感心しています。

 今回デザインをMIKAN-DESIGNの美柑和俊さんと塚本亜由美さんに担当いただいており、特に装丁が非常に私好みの格好良さで痺れています。販売日は9月9日の予定です。ムシ好きの人はもちろん興味のない方に手に取っていただければ幸いです。

ブログ用に初稿をざっくりレイアウトしてみました。(カバーデザインじゃないです)


2020年8月4日火曜日

シオヤアブ と オオセンチコガネ

石の上が何やら光っていると近づいてみたらオオセンチコガネが襲われていた。

クマゼミがシャンシャン泣いている、蒸し暑い日の出来事
8月4日 笠形山


マシラグモ(Leptonetidae)の1種

山の中、土色の落ちた杉葉が堆積した場所から枝を抜き取ると、その凹みにマシラグモがいました。いつもの連中と違い腹部が白い。これの幼体かな?と思いましたが。さてどうでしょうか。

糸には小さな水滴がいっぱい

体長約0.8mmと小さい

同じ巣にもう一頭。このクモの孵化後のまどいを見てみたいものです

土中の宇宙

しつこく撮影していると巣から離れた
8月4日撮影 笠形山

2020年8月3日月曜日

オオセンチコガネ

神さまは糞を食べるお仕事のご褒美にキラキラ輝く体を与えました..

嘘のような色合いですね。

ひっくり返って絶命していました。頑張っても起き上がれなかったのでしょうか。

生きた個体を手のひらに這わすとチクチクするのは、この脚の構造なんですね

触角を写しただけで色の洪水
7月22日撮影 笠形山

2020年8月2日日曜日

シママルトビムシ ( Ptenothrix denticulata )

庭木にクマゼミが数頭、けたたましく鳴いている。もう8月ですか。今年はコロナウィルス禍で春から初夏にかけての予定が大幅に狂い、夏到来の実感がありませんでしたが、蝉の声でようやく感覚が戻ってきました。

今回は特になんてことはないシママルトビムシの写真であります。

ヒノキの根元に生えたキクラゲの仲間

瑞々しくトビムシにとって美味そうですね

ただ観察中は口をつけておらず

体を器用に洗っていました
過去の記事→【その1】【その2

深度合成。倍率が足らず塗り絵になってしまった
7月7日撮影 笠形山

2020年7月24日金曜日

ホソミドリウンカ

駐車場は17時に閉まることを知らずに公園に16時30分着。あらら。それでもビオトープのガマの葉に初見のホソミドリウンカを見つけました。接写用のカメラのシャッターを押すとフラッシュが光らない。あらら、電池の入れ忘れ。仕方なく通常マクロでの撮影となりました。

葉を手に持つと尻尾を振り上げた。防御の姿勢?
ウンカ科 ホソミドリウンカ亜科 Saccharosydne procerus

小さいのやら成虫やらいろいろ。真ん中で体長約4mm.

探さなくても良いほど沢山います

小さいのも一丁前に蝋物質を出しています。小さいので2mmほど。

今回はじめて行った公園で見つけました。

被写体としては面白いデザイン

成虫。ツマグロなのはオスのようです

翅瑞まで体長約6.5mm

7月8日撮影 なか・やちよ森の公園

2020年7月20日月曜日

あ、ブログ10年目に突入していた..

2011年7月10日からスタートしたブログも10年目であります。途中、更新が途絶えたこともありましたが(^^;; なんとか続いております。昆虫の世界は本当に奥深く底がないですよね。更新が途絶えることもしばしばですが、たまに当ブログをチェックしていただければ幸いです。今後とも、よろしくお願いします。

さて今回の下の写真ですが今まで撮影した深度合成写真を適当に並べたものです。A3のポスターにて配布いたします。(7月27日 11時59分まで限定)必要と思われるご奇特な方は以下の手順でプリントしてみて下さい。ごめんなさい、100円が必要です。

①セブンイレブンに設置のマルチコピー機に出向く。
②プリント予約番号「78161053」と入力。
③画像が間違えないか確認し、100円を投入して印刷してください。
以上です。


まだ見ぬムシたちに、これからも出会えますように..、

2020年7月14日火曜日

アシグロツユムシ幼虫

雨上がりの紫陽花の葉にいた

接写もしましたが光量不足でボツにしました

7月9日撮影 笠形山