2019年2月5日火曜日

ミズマルトビムシ( Sminthurides aquaticus ) 求愛

海外のサイトではよく見ていましたが2015年におちゃたてむしさんが記事にされ羨ましく思っていました。今回、私も遭遇することができ、ようやくの登場となりました。

見られるシーズンは1月〜4月ごろで森や林床、枯葉が堆積している場所にある水たまりや池の水際で活動しているようです。種名と求愛行動についてはFransさんより教えていただきました。

右手、大きいのがメス0.6mm オス0.4mm 合わせても1mm. 小さいですね。

オスが触角によって未成熟メスにつかまっています

オスのこの習性はSminthurides、Bourletiellidaeに見られるようです

メスの触角を把握するための隆起と毛が見られます。オス

こちらはメスの成虫(多分)

オスはメスが脱皮して成虫になるのを、この体勢で待っているのです

脱皮後にメスは生殖活動を起こしオスの精子を受け入れるようです

足場が非常に悪い現場での撮影ですが、あちこちでアベックを見かけます

難点は小ささと、撮影中に声をかけられることですね(^^;;

メスを求めるオス。6:触角を捉えようとするが 7:逃げられ跳ばれる
多分、このメスは既に精子を受け取った成虫と思いますが如何に..

先日登場したタマバチの1種。その傍らにアベック
1月20日撮影 三木山森林公園

2 件のコメント:

  1. おちゃたてむし2019年2月5日 21:16

    こんばんは。
    ミズマルトビムシという和名が付いているんですね。マルトビムシ科じゃなくてオドリコトビムシ科だということはジークさんの記事を見て知っていたのですが、自分の記事を訂正するのを忘れていました。こちらと同じ種かも知れませんね。私の場合は室内だったので楽でしたが、この小さな奴を野外で撮られたとは流石です。

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    1. こんばんは
      私も和名があるなんて思ってもいませんでした。学名で検索すると符合したので驚きました。
      今がシーズンなのはジークさんの記事から情報を得ました。
      たしかに水面での撮影なのでカメラもレンズ、靴、ズボンはドロドロです(^^;; それに被写体が肉眼では見えないので、何を撮影しているのか?と声をよくかけられました。少しでもレンズが動くと見失うので、そっとして欲しいところです。

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