2011年12月3日土曜日

アリガタバチ科 Bethylidae の1種

11月10日、キク科コセンダングサはアブラムシやアリ達で大変、賑やかだった。

11月29日、アブラムシの姿は、どのコセンダングサを見ても全く確認出来なかった。
アリが1匹いる!と思ったが翅が生えている。ハチだ。調べてみるとアリガタバチ科の
1種らしい。チョウ目や甲虫目の連中に寄生すると記されていた。寄生蜂って本当
種類が多いと今更ながらに関心する。1度、寄生の現場に立ち会いたいものだ。

12月11日追記:不明瞭ですが翅脈の写真1枚、追加しました。またezo-aphidさんより
アブラムシはユキヤナギアブラムシだそうです。

奥の大きなアリはトビイロケアリ。手前はキイロシリアゲアリ?アブラムシはユキヤナギアブラムシ

最初は羽アリかと思いました。

羽アリとは違い翅を取って付けたかのようなデザインではない。頭部は上下に扁平。
画像クリックで大きくなります。



体長約2.4mm。アリガタバチ科の特徴の1つが前翅の径脈が湾曲にあるようです。
画像クリックで大きくなります。

反射でよく分からないが単純な翅脈に見える。12月11日追加


6 件のコメント:

  1. 寺山守さんの「アリガタバチ総説」(2006)を眺めてみましたが、難しいですねー。胸の背面と翅脈がもう少し鮮明なら、属くらいは絞りこめると思うのですが・・・・・。アブラムシは、そらさんとこと同じくユキヤナギアブラムシですね。

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  2. ezo-aphidさん こんばんは。
    いつも、いろいろ、お調べいただき有り難うございます。他の写真も探しましたが、あまり良いのがありませんでした。動き回る被写体だと参照出来る材料を揃えるのが難しいですね。ユキヤナギアブラムシも色々な植物にいるんですね。勉強に成りました。

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  3. 翅脈の拡大図をありがとうございます。縁紋(pterostigma)と径脈(radial vein)が見えないのが不思議です。小楯板の前縁あたりに1対のくぼみがありますが、この前方の胸にあるはずの縦条も見つかりません。・・・・・困りました。

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  4. ezo-aphidさん もっといい写真があれば良かったのですが。
    Cephalonomia formiciformis で画像検索するとCephalonomia formiciformis.jpgという図があり、よく似ているのですがどうなんでしょうか。

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  5. オランダのサイトですね。胸部の省略程度は似ていますが、翅脈はそこまで退化してませんよね。触角が頭長よりかなり長いこと、節数が13個、という点は特徴と言っていいと思います。Sclerodermus属には、縁紋・径脈が無いようですが、そうとも決めつけられませんし・・・・。

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  6. ezo-aphidさん おはようございます。
    確認いただき、ありがとうございます。属をみつけるのも材料が乏しいため、かなり難しいんですね。もう一度、遭遇して写真に収めるのも、なかなか難しいそうです。

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