今年は逐一ムシを探してしまう。
ヒメムカシヨモギにアブラバチがとまっていた。そっと引き抜きアブラムシの沢山
ついている草に移動させ観察してみた。
ついている草に移動させ観察してみた。
1.近づいて触角で触れる事無く、いきなり目の前のアブラムシに産卵管を突き立てた。
その後も一定の距離から、腹部を折り構えて、複数の個体に産卵管を刺した。
肉眼でアブラムシを認識している感じ。相手がすでに寄生されているかどうか
触角での確認作業は無いかった。しかし突き刺すまでに一定の間があった。何だろう。たまたま?
2.確実に産卵管を2度突き刺すのを確認した。
確実に相手に刺しても卵を送り込めていないのだろうか。
今回、はじめてアブラムシの角状管からの粘液で致命的なダメージ受けているムシを
始めて見たのは収穫でした。以前の産卵の様子はこちら。その1、その2。
5月17日追記:ezo-aphidさんよりアブラバチの翅脈からAphidius属の可能性、そして
2、3枚目の光沢のあるアブラムシはヒメムカシヨモギヒゲナガ、産卵中の個体は
チューリップヒゲナガの可能性があると教えて頂きました。ありがとうございます!
5月17日追記:ezo-aphidさんよりアブラバチの翅脈からAphidius属の可能性、そして
2、3枚目の光沢のあるアブラムシはヒメムカシヨモギヒゲナガ、産卵中の個体は
チューリップヒゲナガの可能性があると教えて頂きました。ありがとうございます!
葉裏の アブラムシ体長約0.6mm。この後、容赦なく産卵管を打ち込んでいて驚いた。
目が良い?嗅覚?空気の揺れ、振動?
歩くと目の前にアブラムシ。触れる事無く、この状態でしばらくしてから。
産卵管を刺します。
粘液は出た瞬間は透明なんですね。
バンバン粘液を出しています。「みんな〜逃げろ〜」
アブラバチも大変です。右の触角の先端が草に引っ着いて離れません。
なぜ着いているのかよく分かりません。
何とか外れてメンテナンス中です。
翌日。成虫、体長約2.4mm。
ヨロヨロとしておりました。頭部にはアブラムシの粘液がベッタリ。
5月14日撮影。Nikon1 V1 自宅庭
成虫は、チューリップヒゲナガと思われますが、前半の光沢があるやつはいまいち納得がいきません。植物はErigeronの仲間なんでしょうか? アブラバチの翅脈はAphidius属のようにも見えます。粘液は揮発性(逃げろー成分を含む)が高く、まもなく固化するため、このように防御機能を発揮できます。
返信削除こんばんは。
削除深度の浅い写真ばかりですみません(^^;;きちんと確認出来ていませんが草はヒメムカシヨモギだと思います。また確認しておきます。いつも他のムシにやられておりますが、こういうカタチで抵抗もできるのですね。
とすると、つやのある方はヒメムカシヨモギヒゲナガUroleucon erigeronenseかもしれません。
返信削除ありがとうございます。今朝方、確認した所ヒメムカシヨモギで間違いないように思います。チューリップヒゲナガとヒメムカシヨモギヒゲナガの微妙な差異を見抜く眼力、恐れ入りますm(_ _)m
削除あのぅ・・・・・、見抜いたわけではありません。無名のままだとさびしいだろうと思って、考えられる候補名を挙げただけですので。確認される場合の参考になれば幸いです。
返信削除こんにちは。
削除ありがとうございます(^^;;「〜の可能性がある」と記述を変更しました。確かに名無しは、とても寂しいのでいつも、助かりますm(_ _)m