2012年5月2日水曜日

ムナキルリハムシ 産卵

私的には今年一番の現場だった。

池の周りの木の柵の上にその甲虫は居た。よく見ると後脚を浮かせ何やらしている。
産卵だ。何と、じわりじわりと卵を出しながら後脚で糞?のようなもので卵カバーを
編んでいる!!!なんと器用な!

予想もしなかった現場に予想もしなかったアクシデントが。

動画に納めようと録画中、レンズにはめていた黒画用紙が突然、甲虫の上に落ちた!
驚いた甲虫は編みかけの卵カバーを放り出し飛んで行ってしまった...。

5月2日追記:ezo-aphidさんよりムナキルリハムシであると教えて頂きました。
詳細はezo-aphidさんのコメントをご覧下さい。いつも、ありがとうございます!
また同じような現場をHepotaさんが撮影されておりました。

体長約6mm。産卵シーンが無ければ多分ブログには掲載しなかったと思う。
ハムシ科 Smaragdina semiaurantiaca

最初、キクビアオハムシと思ったが触角が違う。

独特な産卵スタイル。

分かりにくですが卵カバー製造中。反時計回りに卵を回しています。

美しい卵カバー完成!!

アクシデントの為、放置された卵。

いつものボケている動画。アクシデント付き(^^;;

4月30日撮影。Nikon1 V1



6 件のコメント:

  1. ツツハムシ類に所属するムナキルリハムシSmaragidinaあたりでどうでしょうか。「ツツハムシ 産卵」で検索すると、今坂正一さんのブログによく似た(保護状態の)卵が紹介されています。幼虫は植物食なのに、直接産卵しないで地面にばらまくのでしょうかね。

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    1. こんんちは。
      毎回、ありがとうございます!卵のカバーが卵を保護するだけでなく幼虫のカクレミノになっているのは驚きました。何故、ここで産卵したのか本当に分かりません。あたしが来た時には既に2個、産み落としておりました。

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  2. 今坂さんのサイトをご覧になりましたか。長文ですが、後半の追補を読むと、なぜ地面に卵入り糞球を散布するのか判りました。孵化幼虫は、生葉ではなく地表の枯葉(といっても今坂さんの写真では葉が緑色なので、春の落葉?なのかも)を食べて育つようです。たぶん、近くにヤナギ類があるのでしょう。も少し生育して大きくなったら樹上に登るのかもしれません。www.coleoptera.jp/modules/xhnewbb/viewtopic.php?topic_id=115&viewmode=thread
    糞球の網目模様は、ふ節を「型押し」することで出来上がるものと見ましたが、さて。

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    1. 追加情報ありがとうございます。地表の落ち葉を食す箇所は読み飛ばしておりました(^^;;しかし観察した場所は木が全く生えていない所でした。ひょっとして草にまぎれて自生のヤナギ類の若木が生えていたのかもしれません。ふ節の「型押し」確かにリズム良く回しながら型押ししていくと、あのカタチになりそうです!

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  3. 卵とケースの間には隙間があるんですね。卵に糞を押し付けるだけでは、こうならないかも。
    それに、きれいな編み目模様が作られているようで、もっと複雑なからくりがあるような気がします。

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    1. こんにちは。
      特別なことをやっていなさそうで、あのパイナップルのようなカタチが出来上がって行くのは本当に不思議です。もうチャンスは無いかもしれませんが、今度は失敗無しにじっくりと録画したいです。

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