2018年11月16日金曜日

クスベニヒラタカスミカメ 幼虫 Mansoniella cinnamomi

クスノキの茶色く変色した葉にご用心。噂の侵入種クスベニヒラタカスミカメの仕業かもしれない。2015年秋に確認されてから爆発的に広がっている。その存在を知ったのはそよかぜさんおちゃたてむしさんの記事から。この外来種の広がりを止めるのは不可能な感じがします。今回はすでに発見の報告がある姫路市より。

奇妙な触覚をもつガラス細工のような幼虫

公園駐車場のクスノキの怪しそうな葉を裏返す

体長約4.8mm.見た目から終齢幼虫かな?

口針をさし吸汁

よこから。画質悪いですが口針と鞘の関係が確認できます

よくみると体色の艶やかさは天然でなく液体でコーティングされている。
どうやって?

中国は上海から関西に上陸したと推測されているようです

頻繁に排泄物を落としていました

その排泄物と変色した葉と見事に溶け込む体の色艶。こちらは上より小さい個体

体長約2mm.

幼虫単体で見れば突飛な色目ですが上手く葉裏の景色に溶け込んでいる


変色した葉は意外と綺麗だったりする(^^;;
11月12日、15日撮影 新開公園

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