2013年5月13日月曜日

トゲナシミズアブ 2種

初見のアブ。同日に2種、見ました。最初は同種と思っていましたが2頭目は複眼にも長毛がびっちり。

2頭目はそらさんのブログでezo-aphidさんがコメントされています”Allognosta flavofemoralis”と思います。
そして順番が逆ですが1頭目はezoさんの紹介の資料「The Japanese Actina and Allognosta (Diptera, Stratiomyidae)」
161項の頭部と背面の様子からAllognosta flavimaculataの♂ではないかと思います。←japonicaでした。

追記:ezo-aphidさんより1頭目は160頁、Allgnosta属の検索表によりA.japonicaのようです。ありがとうございます!
ポイントは
  1. 腿節の色が脛節より明らかに薄い
  2. 腹部1-3節の色が淡い
Aclerisさんが同定画像を掲載されています。)また私が勘違いしたA. flavimaculataは眼の毛が短くまだらで
平均棍 が黄色だそうです。

Allognosta japonica ♂ (キバラトゲナシミズアブ)

ミズアブ科の連中の複眼も面白いですね

体長約4.7mm.活動休止の早朝だから遭遇出来たのかもしれません

Allognosta属のポイントの1つとして小盾板にトゲが無いようです

Allognosta flavofemoralis ♂

似たようなデザインですが長毛あり

体長約6.2mm.こちらは少し大きいです

5月1日撮影 レッドクリフ

4 件のコメント:

  1. こんばんわ。翅脈がよく見えないので決めつけられないのですが、小楯板にトゲがないことからAllognosta属が有望とみなしました。
    資料の160頁にAllgnosta属の検索表があります。
    上の種は、*腿節の色が脛節より明らかに薄いこと、加えて腹部1-3節の色が淡いことから、A. japonica(雄)に落ちます。Aclerisさんとこに同定画像が載っていますのでご参照ください(脚の色はよくあっていると思います)。

    下の種は、*腿節の色が脛節と同じく濃いこと、複眼に長毛が密生してるので、A. flavofemoralisの雄でいいと思います(種名の「黄色ー腿」という意味は、雌だけ!にあてはまります)。なお、A. flavimaculataでは、眼の毛が短くまばらで、平均こんが黄色とのことです。

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    1. こんばんは。160項はすっ飛ばす等、いつものように色々と抜けておりました。
      A. japonicaですあか。1腿節と脛節の色には気付きませんでした。Aclerisさんの画像も含め分かりやすい判別点ありがとうございます。まぁ同種の雌雄と判定しなかっただけでも良しとします(^^;;今度は双方の雌に遭遇してみたいですね。

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    2. こんにちは、
      ヒメバチにたくさんのコメントもらったので、古い写真をひっくり返していたら、上のトゲナシミズアブのメスらしい写真が出てきました。
      近日中に公開予定ですが、全く同じ種なのかは私には・・・です(^^;。

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    3. こんばんは。
      そうなんですよね。以前に撮影した写真を見直さないかがり忘れていることが多いです。楽しみに待っております(^^

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