2015年6月30日火曜日

スキあり! アカスジシロコケガ 繭

少し前の写真でありますが..


7月7日追記:ezo-aphidさんが推測されたようにアカスジシロコケガ 繭の中に出現した蛹はハチではなく寄生バエのもので、それに寄生するアシブトコバチとして既知種の中ではフィスケアシブトコバチの可能性が高いようです。こちら

4月30日撮影 自らの体毛を引っこ抜いて編んだ繭の中にいるアカスジシロコケガ

下の幼虫と比べると抜けている毛が分かります

背面の黒い毛を抜いて編んでいるようです

体長を計っていませんが繭の中では随分と小さくなっています

ささくれた体毛は寄生蜂に対して有効かと思いますが、繭を編む前に寄生されたら..

5月24日撮影 あら不思議。蛾の蛹のかわりに黒いカプセルあり

高さ7.7mm

別の繭の中。こちらは蛹になりたてか色が明るい。傍らに萎んだ蛾の幼虫


こちらの蛹で6.7mm 上に比べて小振り。後日、オスの蜂が出て来た
ezo-aphidさんによると、これは寄生ハエの蛹のようです

表面のツブツブと血管のようなシワ

こちらは無事、蛹になった個体。刺激を与えるとピクピク動いていた 5月28日撮影

6月14日撮影 なんとこいつも寄生されていた!
寄生蜂は繭を編む前に産卵していると推測していましたが..実際はどうなんでしょうね
寄生ハエが幼虫の蛹化のために蛾幼虫の体外に出た状態にハチが産卵するのでしょうか

今回の撮影地で見つけた アカスジシロコケガの繭は100%寄生されていました
神戸市西区押部谷


2015年6月29日月曜日

アミガサハゴロモ 幼虫

背面からの防御になったり、落下するときのパラシュートの役割をしそうな
オシリから噴出しているWAX

身近にいる面白いデザインのアミガサハゴロモ幼虫

当ブログ、何度も登場しておりますが見つけると撮影せずにはいられません

いい感じのジェット噴射(^^

6月28日撮影 神戸市西区押部谷

2015年6月28日日曜日

チャタテムシ の1種

地衣類のついた人の頭ほどの石に初見のチャタテムシがいた

体調約4mm(腹部まで)

正面から撮影出来ず

成虫より幼虫の方が多かった

体調約3.3mm

羽化後、翅が伸びて間もない個体

こちらは正面からパチリ

こちらは人相ならぬムシ相の悪さ?からオスでしょう
5月29日撮影 神戸市西区押部谷



2015年6月27日土曜日

ヨダンハエトリ と ?クサグモ幼体

白壁に動く者がいた。ヨダンハエトリのメスだった


餌食になっているのはクサグモの幼体らしきもの

おなじみの被写体でスミマセン(^^;;

食事中なので比較的、正面から撮影しやすい

6月12日撮影 神戸市西区押部谷

2015年6月26日金曜日

ツチカメムシ

地面にツチカメムシがいた。何かにまたがって吸汁している様子。”何か”は蛾の蛹のようであった。

撮影出来ない場所だったので一旦、蛹から離れてもらいパチリ

 2011年、庭で撮影したマルツチカメムシと毛具合が違う

 2度ほど蛹を引き離しても向かって来ます

 口針を刺す場面を撮影出来ませんでした

Nikon1 V1にて
6月14日撮影 神戸市西区押部谷

ついでに昨年撮影したダニに吸汁されているツチカメムシ

こちらは5DMarkIIにて撮影
2014年9月9日撮影 増位山

2015年6月17日水曜日

オドリバエ科 セダカバエ亜科 ?Syneches 属

6月26日追記:ezo-aphidさんより以下のコメントをいただきましたのでタイトルに”?Syneches 属”を追加しました。ありがとうございます!
2012/05/1 の個体では「オドリバエ科 図解検索システム」の35・36のRs脈(図36の右側矢印の線分)の長短を見ていませんでした。改めて図36・37と比べるとSyneches属に合致することがおわかり頂けると思います。M1 脈が上向き、などという点は重要ではなさそうです。この視点でゆくと、今回・前回ともにRs脈は長そうなので、「?Syneches 属」としておくほうがよかろうかと」

5月29日の撮影。このオドリバエ、かなり大量に飛んでおりました

タマバエを捕獲

ぶっすり口器を刺しております

体液を吸われ複眼がベコンと減っ込んでおります

3年前の記事のハエと同種っぽい
神戸市西区押部谷


2015年6月16日火曜日

ウデブトハエトリ 何処へ行く

慌ただしく地面を走っては跳ね飛ぶハエトリがいました

正面からの撮影を試みましたが、忙しいようでファインダーから直ぐに消えます

また機会があれば、お付き合いお願いします
6月12日撮影 神戸市西区押部谷


2015年6月15日月曜日

ヤナギグンバイ

柳の葉にグンバイムシ。ブログ初登場のヤナギグンバイ

撮影は4月29日。どうでもよくて(^^;;放置しておりました

体調約3mm(翅瑞まで)

グンバイムシはこの種に限らず独特な造形ですね

軽くて強度が高そう

わずかに見える腹部の膨らみからメスかと。そして手前に卵の蓋のようなものが

葉の主脈の脇に卵を埋め込んでいる
浜手緑地西