2018年7月31日火曜日
テラニシシリアゲアリ と コマユバチ繭
ハギの枝の先端にコマユバチ の繭。そこにアリが集っている。繭からハチは羽化してほとんど空っぽでしたが数個、羽化できなかったものがありました。その臭いに引き寄せられたのでしょうか。
繭から顔を覗かせているのは頭部を失った胸部と思います
これも羽化できなかった個体
繭があまりにも強固なのか
繭の周りで大騒ぎするだけで
羽化できなかったハチを引っ張り出すものはいませんでした。
7月26日撮影 押部谷
2018年7月30日月曜日
キタキチョウ 幼虫
昨日の
卵の記事
に一緒に載せればよかったのですが、まともな写真がなく台風が通り過ぎた後、撮影に行きました。しかし風の影響か大雨のせいかキタキチョウ幼虫を再び見つけることが出来ませんでした。そればかりか他のムシも収穫ゼロであります。ということで今回はあり合わせでご勘弁を。
体皮に細かい棘、その先端に液体
寄生蜂
や
寄生蝿
対策の忌避成分でもあるのでしょうか
頭部を含め全身にまとっています。流石に腹面には無いですが
体長約28mm
7月25日撮影 押部谷
2018年7月29日日曜日
キタキチョウ 卵 と 怪しい卵
ハギの葉上に産み付けられて間のない卵。高さ約1.1mm
あちこちにハギの木があるものの卵があったのは1本のみ。産みやすい木があるのかな
その中であった何とも気色の悪い卵
寄生蜂のタマゴコバチ
だろうか?それとも単に腐敗しているだけ?
ステレオグラムでもよく分からず
何か変化がありましたら報告します
7月25日撮影 押部谷
2018年7月28日土曜日
シロテンクロマイコガ
コナラの葉裏に黒いT字のシルエット。枝を引き寄せて見ると後脚をピンと跳ね上げたニセマイコガ科らしきもの。調べて見ると幼虫はマタタビやクルミの実を食すシロテンクロマイコガのようです。
過去のニセマイコガ科写真(今回含む)→
こちら
跳ねた後脚は鳥に対して「大きな棘ありますよ』という擬態でしょうか
見た目は痛そうに見えます
体長約4mm(翅瑞まで)
ニセマイコガ科 Atrijuglans hetaohei Yang, 1977
撮影に気づくと葉裏を歩き出して思うように撮影できません
赤い目が良い感じ
7月26日 押部谷
2018年7月27日金曜日
ギンシャチホコ 終齢幼虫
クヌギの木を見上げて見ると葉裏にでっかい幼虫発見。ギンシャチホコの幼虫だった。体長約46mm.
先日みた2齢幼虫と思われるものは→
こちら
2齢幼虫に比べて、ぶくぶくと巨大化している
糞のような色合いから少し枯れた葉のような擬態に変わっている
頭部を隠し尻尾を持ち上げるのは最悪頭部への攻撃を免れるためと思えます。
他のムシで思いつくのは
マエムキダマシやアカフコガシラウンカ
や
ハバチの幼虫
などなど
2齢幼虫の際には斑紋だった目のような模様も
紅い目ににハイライトを思わせる点をいれる凝りよう
硬そうな大アゴ
単眼は6個
7月24日撮影 押部谷
2018年7月26日木曜日
?コフキゾウムシ と オダカグモ
コナラの葉裏にオダカグモ。傍には糸でぐるぐる巻きにされた甲虫。甲虫は体長約5mm.綺麗な鱗片と大きさからコフキゾウムシではないかと思う。
執拗なまでにぐるぐる巻き
オダカグモは体長約4.5mm.
後日、見に行きましたが、クモはいましたがこのゾウムシはいませんでした。
食事後、獲物は廃棄するにでしょうか。
7月21日撮影 押部谷
2018年7月25日水曜日
ヒメシャチホコ 幼虫
コナラだったか枝に妙な形のアリがうごめいていた。よく見るとシャチホコガの幼虫だった。体長約10mm.傍に脱皮殻があった。
イモムシのイメージから逸脱した悪夢のようなデザイン。以前、見た時には長い脚でカマキリを追っ払っておりました→
過去記事
H・R・ギーガーのエイリアンのよう。頭部下の短いのが前脚
強酸は吐きません
単眼は5個のよう。
バケモノ?モンスター?怪獣?すごいデザインです
けれど、ちっちゃなムシなのです。面白いなぁ
7月21日撮影 押部谷
2018年7月24日火曜日
ドロオイムシ 2018
当サイトでダントツにアクセス数が多いのが、2012年に撮影した
ドロオイムシ
であります。現在でもなぜかアクセス上位に入っております。頻繁に目にするので、その容姿には馴れましたが初見の際は衝撃的でありました。
連日の酷暑もなんのその。背中に背負った排出物は潤っています
糞の有効利用ですね
どうやって、この状態になるのか、まだ見ていません。体長約3mm
頭部寄りに盛り上がった糞の山。こちら別個体
食草はエノコログサの葉からセスジクビボソハムシとのことです。→
過去記事
7月20日撮影 自宅庭
2018年7月23日月曜日
本日の肉団子
遊歩道の桜並木。ブブっと羽音がしたので目線を向けると黒いハチの姿が見えた。風に揺れる葉裏の出来事 。飛び立つまで3枚しか撮影できませんでした。ハチはクロスズメバチ。
過去の記事→【
キアシナガバチの肉団子
】 【
セグロアシナガバチの肉団子
】
桜の葉裏にいた幼虫にとまった。模様からホソバシャチホコのよう。
前、中脚で幼虫をおさえ顎で肉を噛み切り飛んで行きました。
無くなった部位から推測すると2度目の飛来だったかも
7月21日撮影 押部谷
2018年7月22日日曜日
走る! キボシマルウンカ幼虫
撮りたいけれどナカナカ思うようにいかないムシ、キボシマルウンカ。
成虫
も幼虫も。
視界から消えるまで60枚ほど撮影しましたが使える写真はほとんどなし。
仕方ないので動画ボタンをポチッと押す。光量不足ですが脚の運びが理解できました
7月21日撮影 押部谷
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