2019年7月31日水曜日

アミメアリ 蛹 と アリノストビムシ

アミメアリが1本の朽ちた桜の木に引っ越しをしていました。その行列を見ると卵、幼虫や蛹を次から次へと、ほとんど滞ることなく運んでいます。その列に混じってアリノストビムシが一緒になって運ばれたり自分で移動していたりしました。
アミメアリ に便乗して移動するのは2014年のおちゃたてむしさんの記事で知りました。

せっせと止まることなく蛹を運ぶ

上とは別個体

網目が出来上がっていますね

車のレースを見ているようにファインダーから消えて行きます

蛹の腹部にアリノストビムシ

落ちたのか自力で移動の個体。ボケていますが(^^;;

頭に乗っかった個体。アリは気にならないんですかね。体長約1mm.
7月15日撮影 押部谷

こちらは別場所にて撮影

2019年7月30日火曜日

ヒラタキノコバエ属の1種 幼虫

山の中、倒木を返すと現れたキノコバエ幼虫。2014年に似た幼虫を記事にしました。もう少し何者か絞り込もうと調べていくとBugGuideにてKeroplatus sp.が出てきて、さらに調べるとお馴染みAclerisさんの記事にたどり着きました。

ツノキノコバエ科( Keroplatidae)に属するようです
成虫の写真や詳細は「いもむしうんちは雨の音」を参照ください

自ら出した粘液の膜を移動

泳いでいるよう

粘膜のない場所での移動速度は遅い感じでした

こういうのって顔に見えてしまいますね

カワタケ類がびっしり生えている環境

粘膜の下、ハネカクシが歩いていました
7月25日撮影 押部谷


2019年7月29日月曜日

ジュズダニの1種

アリの頭部を背負うジュズダニは何度か見ていますが(過去記事)今回見つけたのはダニに比べてアリ頭部(トビイロケアリかな?)が大きく見た目が面白いので紹介します。

肉眼では黒い粒がモゾモゾ動いているように見えました

アリ頭部とダニ頭部の向きが同じだっらた最高なのに

長く真っ直ぐな胴感毛

口器を出してぺろぺろ舐めているように見えました

体長約0.7mm
7月29日撮影 押部谷



2019年7月28日日曜日

クロクサアリ

山道でたまに出会うアリ、クロクサアリ。今回、行列を見つけ追ってみた。

運悪く行列に遭遇したチャタテムシ幼虫が捕らえられていた

1頭2頭と増えて

あっというまに群がり

その場で解体

同じ目線で見ると引いてしまう生々しい現場。

短時間で解体されアリたちは再び行列に戻って行った
6月29日撮影 押部谷


ひとやすみ

雨の降る中、ハギの葉上にて


2019年7月27日土曜日

アオバハゴロモ

食性の幅が広いため頻繁に見かけるアオバハゴロモ。見かけても撮影しようと気はあまり起きない。今日もフジの蔓にとまっているのを見かけた。あ!そうだ、真後ろから撮影したことがない!と気づきパチリと撮影しました。

 想像通りの面白なさ(^^;;

 せっかくなので真正面から

 ハゴロモ類は撮影がお嫌いで、直ぐにそっぽを向く

7月27日撮影 押部谷

キマダラカメムシ幼虫

おちゃたてむしさんの写真展の帰り明石公園に立ち寄りました。何度か来たことはあったのですがカメラ持参は初めてであります。賑やかな町中にあるものの歴史ある明石城跡とあって樹齢を多く重ねた木々がしげり、ある意味、城壁により自然環境が守られている良い公園と感じました。

ツツジの葉裏で見つけたキマダラカメムシ幼虫
孵化してしばらく時間がたったのでしょうか卵より随分大きくなっています
Erthesina fullo

少し変わった複眼の造形

こんな形でラッピングされた栗饅頭ありませんでしたっけ?

7月26日撮影 明石公園

2019年7月26日金曜日

昆虫写真展

本日おちゃたてむしさんが出展されている写真展に行きました。おちゃたてむしさんを含め9名の方々の昆虫写真を眺め、あらためてムシたちの魅力を再認識した次第であります。帰りはせっかくなので明石公園で1時間ほど散策しました。

明石アスピア スマイルギャラリー7月31日まで

キイロヒメアリ

土に埋まった石を返すと黄色いかたまり。アリが群れていた。

獲物のようだ。

ハエ目の幼虫ぽい

アリはキイロヒメアリ。体長約1.5mm ブログ初登場?
ヒメアリ属 Monomorium triviale

群とは別の個体がウジムシを別場所で見つけた

1番上の写真から8分後、ようやく土中から引っ張り出せた。
なんの幼虫でしょうね。
7月24日撮影 押部谷



2019年7月25日木曜日

ケアシザトウムシ

林床に埋まった朽木を返すと久しぶりのケアシザトウムシ

冬場と違い移動速度が速くレンズが追いつけない。

体長1mmなので前を横切るダニ(トゲダニでしょうか)が大きく感じます

朽木の亀裂に逃げ込まれる
7月23日撮影 押部谷