2016年9月30日金曜日

クモタケ

ちょうど2月前の写真ですが長くつづいたクモの記事もここまでにしておきます。

石を返すと現れた菌に侵されたクモ

クモの体長約5mm

クモ全体を包んでいるのも菌糸?

脚の先端は花が咲いたように菌糸が生えています
7月30日撮影 つくはら湖


?コガネグモ科 の1種と クモバチ科 の1種

地面に動く物体あり。クモをくわえたクモバチだった。クモバチは器用にガードレル支柱に後ずさりしながら登りきり、そこでクモを一旦放した。

支柱の頂上。ひっくり返されているクモ。種類はわからない..

麻痺状態なのでしょう。生命の瑞々しさが、まだ感じられる

再びくわえて獲物を運ぼうとする

わざわざ支柱のてっぺんに来たということは巣は地面ではなく高さのある場所なのでしょう

クモバチの体長約8mm. 過去に撮影したクモバチによく似ている

撮影が気になるのか大きく動かない

巣穴に運ぶまで付き合えず、その場を後にしました
9月25日撮影 押部谷



2016年9月29日木曜日

カラスハエトリ 幼体

久しぶりのカラスハエトリ。クチナシの葉でオオスカシバの幼虫を捕獲していた。慎重にレンズをカラスハエトリの正面に運びシャッターを押すと、まさかのバッテリー切れで撮影できませんと警告がでる。あちゃ〜、肝心なところで!あと1枚でも撮影できたらなと、かなり落胆しました。

9月28日撮影 押部谷

カニグモ科 の1種

まだクモが続きます..
小さなゴミがクモの糸にぶらさがっているように見えた。左手の人差し指でそれを受けてレンズを向けると獲物を捕らえた小さなクモだった。

顔つきは過去撮影のトラフカニグモに似ています

クモの体長約1.7mm

捕らわれているのはチャタテムシ幼虫。口から液体(忌避の役目?)を出している

毒を注入しているのかチャタテムシはピクピクとしか動かず

9月26日撮影 押部谷

2016年9月28日水曜日

エックスハエトリ じゃダメなの?

モチの樹幹にエキスハエトリが居た。名前の”エキス”はメスの交尾器がX(エックス)の形から来ているようです。エキスだと別の意味が派生するので素直に”エックスハエトリ”で良い気がしますが名付けに何らかの経緯があったのでしょうか。謎。

樹皮に溶け込んでなかなか発見しづらい

同じ場所にいた上とは別の個体

頭部の左右真ん中の目は小さく他は良く発達している

体長約2.5mm 過去撮影のエキスハエトリ→こちら

自ら作った巣でしょうか、この中に帰って行きました
9月28日撮影 押部谷

トリノフンダマシ

クモが続きます。
ヌルデ’の葉上でみつけたトリノフンダマシ。撮影しようと枝を引き寄せると落下した。

フンというよりはヘビっぽい

コガネグモ科 Cyrtarachne bufo

他のトリノフンダマシと同じく濡れているような質感

体長約6mm

9月25日撮影 押部谷

2016年9月27日火曜日

ジョロウグモ 交接

今年はジョロウグモが多い気がする。何気に見るとちょうど交接していた

地味で小さなオス。黒い 触 肢をメスの生殖口にあてがっている

精子を充てん中。白い袋が膨らんでいく

そしてメスに注入しているのかメスの生殖口にあてがう。この行動、何度か繰り返す

もっと近づいて撮影しようとして糸に触れてしまい交接はそこで終わってしまった
9月17日撮影 押部谷


クモ喰い オナガグモ

巣とは言い難い単純な数本の糸を張ったトラップで餌となるクモを待ち受けるオナガグモ。初めて獲物を抱え込んでいる個体を見つけた。獲物はくるくると糸に包まれているのですが1部”モジャモジャ”とした部分があり。それが捕獲のための粘球のある糸なのでしょうか。前回の記事、4〜6枚目に写真にも粘球は確認できませんが”モジャモジャ”した糸は写っております。

捕獲の瞬間を見たいのですがオナガグモ自体、とても見つけにくい

獲物の正体は何者か指に乗せてみた

カニグモっぽい

身動きひとつしませんが死んではいない感じであります。麻痺状態でしょうか

くるくると巻かれた糸の一部に”モジャモジャ”した糸。これが粘球のある糸でしょうか
9月21日撮影 押部谷


2016年9月26日月曜日

カトウツケオグモ 幼体

見慣れたムシしか出会わない日々が続きモチベーションも下がっておりましたが久々に大物に遭遇。大物といっても前から逢って見たかったということで、体長は約3mm.運良く見つけることができました。非常に醜い様相ですが何故か”美しい”と感じてしまう小さな生命体でありました。
このクモの存在を知ったのは、おちゃたてむしさんの記事から→こちら

カニグモ科特有の顔立ち

カニグモ科 Phrynarachne katoi

大中小のイボからトゲが生えている

グロテスクな雰囲気ですが肉眼では認識できません

まさにカニって感じであります

腹部

頭部を横から

四角で囲った腹側を見ると

手抜き?の無いおどろおどろしいデザイン

小さいのが残念な凝った意匠

日本の 7 大珍種グモ、あとの6種にも逢ってみたい。けれど先ずは成体にもお目にかかりたい

9月21日撮影 押部谷

2016年9月25日日曜日

イナズマハエトリ

7月30日の撮影ですが昨日のネコハエトリのついでに登場

獲物はイモムシ

鱗翅目の幼虫を捕獲しているのを、たまに見かけますが美味いのかな〜。疑問

毛並み

7月30日撮影 つくはら湖