2018年9月30日日曜日

マダラメマトイ Amiota sp.

時計のリューズやカメラのストラップ金具にまとう微小なハエ。虫除けスプレーを忘れた手の甲を舐め始めた。しらべるとショウジョウバエ科 マダラメマトイ属のようです。そらさんそよ風さんが記事にされていますが腹部の斑紋をみると別種の感じがします。

体長約3.4mm

過去にも撮影の記憶があるのですが見つけられず

9月17日撮影 押部谷

ダンゴムシ と ヨコヅナサシガメ幼虫

中国からの外来種、ヨコヅナサシガメ。どうも生理的に好きになれないムシの1つ。といいながら当ブログでは頻繁に登場しております。
今回の写真はカエデの樹皮の上でダンゴムシを吸汁している所であります。

ダンゴムシ直径2.5mm

ダンゴムシはピクリとも動かない

ヨコヅナサシガメの満たされた腹部。体長約8.8mm

鱗粉がついています。木に止まる蛾も餌食にしたようです

9月10日撮影 三木山森林公園

2018年9月29日土曜日

不明物体

これは一体なんだろう?地衣類がまばらに生えたガートレールの上。ツヤツヤのミカンのような球体からデロっと何かが出ている。その部位には地衣類らしきものが生えている。ここに存在してしばらく経過している様子。

クモの糸は単にこの上を移動しただけで、この物体には因果関係は無いと思う

さっぱりわかりません
9月17日撮影 押部谷

ヤニサシガメ幼虫 と アリ

ムシ界の暗殺者であるサシガメといえども活発に動き回るアリに口針の一撃を加えるのは困難だと思う。今回、ヤニサシガメの餌食となったアリはアブラムシの排出する甘露待ちの所を狙われたのだと想像します。

 犠牲者はウメマツオオアリ

体長約7.5mm  幼虫はよく目にするものの成虫には出会った記憶がない

9月14日撮影 押部谷

 こちらはススキの葉でみつけた幼虫

体長約4.8mm 犠牲者はアミメアリ

8月28日撮影 押部谷

最後の犠牲者はハネアリです。こちらは葉上でひと休み中に襲われたものと想像します。茂みにカメラを突っ込んでの撮影でフラッシュ前に葉が遮ってしまい光量不足の写真となってしまいました。

今回の犠牲者はアリばかりでした。遭遇率が高いのでしょうか。

こちらの幼虫で体長約5mm ハネアリ 体長約6mm

多分クロヤマアリでしょう。頭部に単眼が見えます
9月13日撮影 押部谷


2018年9月28日金曜日

オオトモエ 幼虫

”落ち葉がくるっとカールした状態”を擬態したオオトモエの幼虫が柵にぶら下がっていた。撮影困難な場所にあったので何度か場所を移動してもらった。

体長約75mm  ヤガ科 Erebus ephesperis

落ち葉のカールした先端が腹脚を利用しているデザイン。凄いなぁ。

通常では見えないのですが

体を伸ばすと黒い目玉が現れます

やはり鳥対策なのでしょうか

9月17日撮影 押部谷


2018年9月27日木曜日

ビオトープの生き物 トビイロシワアリと ?ユスリカ幼虫

どうやって水中に生息している幼虫を捕獲したのか???水辺にてトビイロシワアリがユスリカ幼虫らしき者を運んでいた。アカムシと呼ばれるユスリカ幼虫にしては少し赤味が足らないのでタイトルには”?”をつけました。

トビイロシワアリ 体長約2.5mm ユスリカの幼虫らしきもの4.2mm

巣穴を目指しているのでしょう。どんどん移動していきます。

別個体。こちらも似たような幼虫を運んでいます。
9月6日撮影 三木山森林公園


2018年9月26日水曜日

ビオトープの生き物 トビイロシワアリ 戦のあと..

水辺にも種々のアリ達が活動しています。トビイロシワアリが同種のアリをくわえていました。負傷したアリを運んでいるのかな?と思いましたが違いました。アリどうしの戦です。戦場は特定できませんでしたが所々で戦いは見られ何頭もの死骸が水面に浮かんだり流れていったりと凄惨な現場でありました。
過去の大戦記事→こちら

別の巣のアリに遭遇すると必ず戦になってしまうのでしょうか

こちらは別の2頭、右手の小さなアリはわずかに動くのみ

相手が絶命するまで噛み続けるのでしょうか

もう勝負はついていそうですが

いつから続いている争いなのか死骸を散見しました

9月6日撮影 三木山森林公園

2018年9月25日火曜日

ヒメホシカメムシ

今朝の記事のついでにヒメホシカメムシ成虫の登場。こちらも何かの実に口針を突き立ています。

口吻の鞘から口針が見えています

何の実だろう?
8月31日 播磨中央公園

オオホシカメムシ幼虫 と アカメガシワの実

オオホシカメムシ幼虫が、その体に対して随分と大きなアカメガシワの実をズルズルと引きずって歩いている。フンコロガシのように脚で転がすのではなく口針を突き刺して後ろへ後ろへと歩いている。どこかに運ぶのではなく単に巨大な人影に恐れ逃げているだけだと思います。多分。

 本当はじっとアカメガシワの実を吸汁していたかったのでしょう

引きずって歩いても実が外れない。口針の先端が”かえし”が出来ているのでしょうか

 実の重みで口針が曲がっています。体長約6mm
9月10日撮影 三木山森林公園

2018年9月24日月曜日

ハリブトシリアゲアリ 引っ越し

台風20号によって倒された木の上をシリアゲアリが行ったり来たり。蛹や幼虫を運んでいる。この日は台風21号上陸1日前の9月3日。台風に備えての引っ越しなのでしょうか。

下の大柄なアリ体長約3mm.体の割には運んでいるのは小さな幼虫

ハリブトシリアゲアリのこの行動を見るのは初めて

左上のアリが、もたもた運んでいるのを真ん中のアリが手伝っているように見えました

普段から腹部を持ち上げているように見えます

白い蛹は体長約2.8mm

ボケていますがハネアリ?らしきものを運んでいました

後日、見にいきましたが、この倒木から姿を消していました

9月3日撮影 押部谷

2018年9月23日日曜日

小休止

今回は更新時間がなく8月初旬に撮影したハンミョウの幼虫の写真3枚のみ。

 直径2mmの小さい幼虫

こちらは直径4.8mmの穴.しばらく待っていると..

ひょこっと顔を出す。今年撮影の成虫はこちら