2012年7月31日火曜日

?ウスオビトガリメイガ




「ヤツの眼を見ては行けない、心が惑わされる!」そんな眼をした?蛾が建物の壁にとまっていた。

Hepotaさんの「多摩蛾廊」で見つけましたが同じかどうかは分かりません。

この状態で横幅13mm.
7月28日撮影 Nikon1 V1



ミズアブ科の1種 産卵 ? Stratiomys japonica

うだるような暑さも手伝って、大きなミスを2つも犯してしまった。そのうちの1つは
7月19日の記事で紹介したミズアブが接写可能な場所に居り、逃避されないよう&複眼に集中しすぎて
産卵中だと気付かなかったこと。接写ばかりしているのが仇となった。

もう1つはダメージが、かなり大きく、新たに発見、採集した7月16日に撮影した状態の卵嚢を帰路の最中に
紛失してしまった事。もう、ぐったり...。

 ピントが外れているが産卵管が伸び黄緑色?の卵を産んでいる。撮影しやすかったわけだ(T_T)
体長約15mm. ミズアブ科? Stratiomys japonica


てっきり触角の片方を失っているため鈍くなっているのと思い込んでいた。

しかし、長く尾を引きそうなミスは

この卵嚢を紛失してしまったこと。
カマキリの卵のように強力に草に付着している訳ではなく
道中、ポロリと外れたようだ。無念...。
今回紹介したミズアブの卵嚢ではありません。
7月30日撮影 Nikon1 V1


2012年7月30日月曜日

???

高さ3mm.エゴの葉裏に変なもの。ムシではないかもしれないが何だかムシの仕業のような気がする。


編まれているのか。

先端
7月22日撮影 Nikon1 V1


? フンコバエ科 Leptocera属 の1種

時間が無く何処にも行けない時には庭でムシを探す。丸まっているダンゴムシに1匹のハエ。
蛹から出て間がないのか額嚢が少しでているよう。眼を離したスキに何処かに行った。

7月31日追記:ezo-aphidさんからコメントを頂き”?”付きでタイトル変更しました。
ありがとうございます!ミギワバエ科なら過去に2種撮影しております。
Nostima picta,Nostima versifrons1,Nostima versifrons2

体長約1.4mmと小さい。

左後脚が欠損している。触角が耳みたい。

額嚢が出ているのか頭部が少し歪。

地面に降り立ち見失った。

追加画像
7月14日撮影 Nikon D7000 自宅庭





2012年7月29日日曜日

オオセシロヒメハマキ

レンズを向けた動機はスカンクに似ているから(^^;;。種名は難儀すると思っていましたが
Hepotaさんの「多摩蛾廊」であっさり見つかりました。ありがとうございます。

 ハマキガ科 Rhopobota ilexi

頭部から翅瑞まで約10mm.
6月29日撮影 Nikon1 V1

ウズタカダニ科 の1種

池の周りの木の柵に初見のダニ。じっとして動かない。手を近づけると動き出す。くわばらくわばら。
吸血ダニではないようです(^^;;

7月29日追記:ひげぶとさんよりウズタカダニ科に属すると教えて頂きました。ありがとうございます!

体長約1.2mm.チマダニと違い薄くない。脱皮殻を背中に積んで行くようです。



上の個体と同サイズ。似ているが色目が違う。同種でしょうか。同種のようです。
7月2日撮影 Nikon1 V1

2012年7月28日土曜日

ニイニイゼミ

 ネタのやりくりに困ってきました。セミ科 Platypleura kaempferi

単眼の縁取りのデザインが丁寧で好感が持てます。

7月25日撮影 Nikon1 V1 

タマゴクロバチ Telenomus benefactor Crawford, 1911


シオヤアブの記事のコメントで、ひげぶとさんより情報を頂きシオヤアブの卵嚢を探してみることにした。
2種類それらしきものを見つけたがシオヤアブの卵嚢らしきものは2度目の観察で見失ってしまった。
もう1つの方は、人が足を踏み入れないであろう湿地に生え、運良くブログのネタになる展開となった。
大きさ的にも、この場所でよく見かけるシロフアブ、Tabanus属のものではないかと思う。

2014年9月8日追記:ひげぶとさんより種名を教えて頂きました。ありがとうございます!
詳細はコメント欄をご覧下さい。

7月29日追記:ひげぶとさんよりTelenomus promachivorusでは無いとコメントを頂きました。
ありがとうございます!動画(かなり見難いですが)追加しました。

7月15日撮影。1房、長さ1.9mmほどの卵が集っている。

翌日16日撮影。1日で色が随分変わっている。ちなみに底辺約8mm,高さ約5mm.

こちらがシオヤアブの卵嚢でしょうか。横約4mm,高さ約2mm.
次に行った時には刈り取られたか見失ってしまった。

7月27日撮影、久々に行くとハチが多く羽化し卵嚢表面に出て来ていた。

見慣れない茶色いハチは触角を互いに接触させたり

卵嚢に開いた穴や亀裂の中を覗いている

ハチが騒ぎだした場所を見ると♀の登場のようだ。黒い!

どっと♀のもとに集まる。

ん~、♀♂どっちも大変(^^;; ♂体長約1mm. ♀約1.2mm.

なかなか決着が尽きません。

楽にペアになるのもいる。運?

こちらは二匹の♂が並んで交尾器を出している。

ciniiに「ウシアブの卵・幼虫・卯寄生蜂」という興味深い論文があるが見られない。


雰囲気だけでも(^^;;
7月27日撮影 Nikon1 V1


2012年7月27日金曜日

アミガサハゴロモ 幼虫

今年2度目の登場。ハゴロモ科 Pochazia albomaculata

今回は体長約4mmと前回より大きく撮りやすかった。

頭部の造形は何度見ても良いですね。

7月15日撮影 Nikon1 V1


?クロコバエ科 の1種

昨年、アブラムシの背中を叩いて甘露を催促するクロコバエの生態に驚いたが今回もクロコバエ科の
仲間なら驚かされるのは2度目。

ヒメグモ(?カグヤヒメグモ)の巣に捕われ死んでいるキマワリに10匹ほどのハエが集っている。


じっとしている時間は短くキマワリの上を転々とする。

黄色いのはキマワリの体液でしょう。体長約2.1mm

腹部は膨れ上がっている。どうやって摂取している?

お!長細い口器で横取りされている。

カメラで狙うは口器の形状。

折りたたみ式の恐ろしく尖った口器。

そしてプスリ。この形状なら硬い外皮の隙間を狙って刺せますね。

別の個体。かなり長いようです。

手出しが出来ないのか無関心なのか動かないヒメグモ。

舐めるのでは無く刺す。色んなハエが居るんですね。
7月22日撮影 Nikon1 V1 & RICOH GX200