2013年12月31日火曜日

ムシをデザインしたのはダレ? 10ニュース

昨年の記事数は633。今年は今回を含めて587。減っていますね〜。なんだかんだと忙しい1年でした。1年を通してニュースってほどでは無いですが10の出来事をピックアップしました。

1:CANON EOS 5D Mark IIが仲間入り

今年の4月頃から使い始めました。発売当初は全くカメラに興味は無く、写真を趣味にしている知人に、その値段を聞き驚いたものです。新型の登場でグンと値段が下がりましたが、それでも高く、結局はオークションで程度のよい中古を安価で手に入れました。ムシ撮りレンズといえばMP-E65mm F2.8 1-5x マクロフォトですが、こちらも高く、なかなか手が出ません。凡庸性を考えEF100mm F2.8L マクロ IS USMにレイノックスDCR-250を装着して使用しています。フルサイズならではのボケ味が気に入っています。

 キマダラハナバチの記事は→こちら。頭部のアップ以外は上記の組み合わせで撮影しました

2:Blogger JPEGの劣化

今年の9月21日から勝手にBloggerがJPEGの圧縮を始めた。美しい写真を掲載したいので、これはかなり酷い仕様の変更でした。UPした画像と違う質感で現れる。仕方なく任意の256色表示のpngで掲載することに。何とか仕様を元に戻して欲しいものです。

今までのJPEG画像の品質の維持が出来なくなりました

現在、使用しているpng.滑らかな階調が失われています(-_-メ 

3:Blogger 使用容量

当ブログは出し惜しみ?せずバンバン画像を貼っていますが、いつも気になるのは使用容量の限界。そろそろ一杯じゃないかな?とついつい気になります。しらべてみると驚いた事に、ほとんど減っていませんでした。なぜか?2048×2048 ピクセル以内だとカウントされないようです。これは助かります。

4:Pediobius

1年を通してヒメコバチ科Pediobiusに大いに魅せられました。深度合成画像にも力が入ります。どの種でも良いから来年は産卵場面をなんとか目撃したいものです。

「P. bifoveoratus に非常に近い珍しい種である」記事→こちら

5:春のダニ祭

ダニの造形って面白いな〜と始めた企画。来年もダニから目がはなせません。そうそう、今年はフタトゲチマダニによる死者が出て、その記事のアクセス数がいきなり増えていた事もありました。


6:ライティング

3年目に突入してどうしてもマンネリ化は避けられず苦悩しておりました。そこで試みたのがライティングです。なかなか良い結果は出ませんが随分と印象が変わることを知った1年でした。同じムシでも違って見えるので、初見のムシが見つからない時には色々、試してみようと思います。


7:早起きは3文の徳

朝撮りを教えてくれたのは、そらさん。冬場は仕事の都合で断念しましたが夏場の朝撮りは昼間には見られないムシの姿が多々あり、来年はもっと本腰を入れたいですね。

朝露まみれのゴマシジミ

8:GIF動画

Nikon1 V1で撮影して、動画が欲しいときは、そのまま録画ボタンを押せばOKでしたが今年はV1は使わなかったので動画はありませんでした。そのかわり写真を繋ぎ合わせたGIF動画を活用しました。写真だけよりも、ぐっとムシの生命が感じられるようになったと思います。



9:深度合成画像全データ破壊

ある意味、今年1番の衝撃でした。1頭のムシにつき深度合成のために、だいたい1000枚、撮ります。その、たまった、十数万枚という莫大なデーターを別ディスクで保存しておりましたが、すべて失ってしまいました。しかし復旧ソフトで何とか90%ほど復旧する事が出来ました。その所要時間は約80時間!!かなり、きつかったです。今、思い出しても血の気が引く恐ろしい出来事でした。

復旧出来ない画像もありました(T_T


10:シマメイガコマユバチ 産卵

データ紛失を除けば、今年一番の衝撃はこのコマユバチの産卵場面でした。これを目撃する為に今までやって来たのか?と勘違いするほどのインパクトでした。来年もムシ達から驚きを受けたいものです。

記事は→こちら


ムシをデザインしたのはダレで賞!2013

今年1年を振り返り思い通りに撮影出来た事、そうでなかった事、色々ありました。今年の初め頃、かなりモチベーションが低下しましたが何とか持ちこたえ1年を通して(8月は休みましたが)楽しくムシ撮りが出来ました。いつもアドバイスやコメントを頂ける訪問者の方々に感謝!であります。とくにezo-aphidさんには大いに助けて頂きました。ありがとうございます!

来年はどうなるか分かりませんが良い写真が撮影出来るよう凡ミスを減らして行きたいものです(^^;;

やはり自然は良い!ムシは良い!と改めて感じた1年でした
以下、適当に掲載されなかった(と思う)写真を並べました













2013年度「ムシをデザインしたのはダレで賞!」

かなり緊張感の無い面構えで賞!」
さて、ここからは恒例「2013年度 ムシをデザインしたのはダレで賞!」です
かる〜い感じで、ご覧下さい。
過去のダレで賞!→2011年度 2012年度

その1かなりアクロバチックで賞!」
カナメモチの実に口針1本でがんばっているアブラムシ(?Sinomegoura photiniae)
人間ならポッキリ首が折れちゃうでしょう


その2そのポーズは無いで賞!」
体長約0.6mmのタマゴコバチの大きさを表現するのに直径0.7mmのシャープペンの芯にのせてみた。
その大きさに驚く以前に悲壮なポージングで何だかセンチになってしまう!?

その3かなり紛らわしいで賞!」
ゴミをムシと間違える事があります。写真では差異は大きいですが、これは本当に騙されました

その4「ゴリラが隠れているで賞!」
ヒラタアブの頭部にまさかゴリラが潜んでいるとは....

その5「かなり無関心で賞!」
小さなアブラムシの視点で見上げれば壮絶な状況。自分がアブラムシなら心臓バクバクです

その6「なんて目立ちたがり屋で賞!」
この賞には説明が要ります。
「キジラミを撮影していたらシャッターが切れるタイミングと同時にヒメヨコバイが飛び込んで来た。カメラのモニタで確認すると、きっちりボケずに写っているではないですか!なんて目立ちたがり屋のヒメヨコバイなんで賞!」です。

その7「かなり伝えたいで賞!」
色やカタチは写真で。動きは動画で。”臭い”こればっかりは、お伝えする事が出来ません。伝えたいほど強烈でした(^^;;

本年も当ブログをご愛顧いただき、ありがとうございます。来年も楽しみながら撮影したいものです。
どうぞ、宜しくお願いしますm(_ _)m





2013年12月30日月曜日

ムシをデザインしたのはダレ? タイトル集2013

今年から少し細長くなったタイトル。ひと月、画面上部に居座るので結構、頭を悩ませます。でも楽しい(^^
昨年のタイトル集は→こちら

1月から始まり最後3点はボツとなったものです。