2013年12月10日火曜日

ヒメコバチ科 Sympiesis hirticula Kamijo, 1976 ♂

冬場に葉をめくって寒さを凌いでいるムシ、とくにコバチを探し始めてまだ3年目ですが多分、初めて見る
ヒメコバチと思います。昨年までは全く見られなかったのに今年はかなり多く遭遇します。

背面から今まで撮影したヒメコバチと照合しましたが一致するものは無く(見落としている可能性アリ)
同定出来る資料が少なくColpoclypeus属やAulogymnus属も疑いましたがパチッときません。体長約2mm.


12月31日追記:上條先生よりオスである(最後の2枚に生殖器が写っている)とコメントを頂きました。またオスとメスの外見の差はほとんどないようです。先生、ezo-aphidさん、ありがとうございます!

追記:おちゃたてむしさんが2012年12月13日に記事にされていました。タイトルにあるようにSympiesis属
のようです!ありがとうございます!

かなりの数を見つけました。その中から採集したものが、たまたまオスでした

太い触角。どうもメスも似たような触角のようです(不確定)

頭部の厚みは薄い。紫から緑の金属的な光沢が美しい

3つの単眼を取り囲む溝あり

多分、この背面、初めてと思うのですが...

おなじみステレオグラム・交差法

横から。1280 × 1045

翅が邪魔で肝心な部分が見えにくいですが。

18時の更新につづく
12月8日採集・撮影

2 件のコメント:

  1. [「Sympiesis hirticula の雄です。最後の2枚の画像に♂の生殖器が写っています。雄と雌との外見の差はほとんどなく、腹部の形でしか区別できません。」との、先生からのコメントです。
    雌雄差が見えにくいグループもいるんですね。

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  2. 多く葉にとまっている中からオスを探し出し採取するつもりでしたが、確かに雌雄を判別するのは困難でした。運良くビンゴ!でしたね(^^

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