この時期の定番、ヤツデの葉裏でよく見られるマエムキダマシことクロスジホソサジヨコバイ。なるほど翅の後部
にある2つの黒い点を眼に見立てると頭部に見えなくも無い。でも今回、ヤツデの葉の上で遭遇したウンカの方が
真のマエムキダマシではないかと思った!
ホソサジヨコバイ亜科 Sophonia orientalis
12月15日撮影 新開公園
それは! アカフコガシラウンカ
最初、ヤモリやコウモリがヤツデの葉上に落した糞の1部かなと思いましたがレンズを覗いてビックリ!!
おちゃたてむしさんのブログで知り、衝撃を受けたアカフコガシラウンカでした。もちろん初見のウンカです。
ヘビやカエルに見えますが誰に対しての擬態でしょうか。ムシ相手?それとも鳥?
眼の雰囲気が非常に良く描かれています
異変を感じる→尻を上げ(注視してもらうため?)→お尻が相手に向くように移動→停止
体長約3.7mm
横にも目ん玉を描いております
脚の白黒の配色もシマウマと同じようなカモフラージュの効果があるのかも知れません
本当の頭部はお尻とちがい”キュッ”としています
コガシラウンカ科 Deferunda rubrostigma
次に遇う機会がないかもしれないため、かなりの枚数、撮影しました
12月12日撮影 新開公園
おしり ふりふり♩
なーるほど、見せたい部分をアピールするんですね。見た目ばかりではなく行動も含めて考えないと、擬態の評価はできないということがよく判りました。 ・・・・・・・貴重な観察に脱帽です。
返信削除こんばんは。
削除今回は上手い具合に擬態の実演を3度ほど見る事が出来ました。自信があるのかお尻を向けると移動を止め、最後は私に対して効果がないと悟ったのかピンと飛んで行きました。