2019年3月31日日曜日

?ガガンボカゲロウ 幼虫

標高300〜400メートルほどの渓流にて見つけました。数枚撮った後バッテリーが空になるという凡ミスであえなく撮影断念。

身近な川の水生昆虫を調べてみよう」という素晴らしいサイトに掲載されてるカゲロウを調べて見るとガガンボカゲロウが1番近い。単純な絵合わせだけなのでタイトルに”?”をつけました。ガガンボカゲロウ科は日本において1科1属1種のようです、

体長約9mm. 
成虫は体長2cmほどになるようなのでガガンボカゲロウならまだ大きくなりますね

葉っぱのようなもの。鰓(えら)であります。
3月27日撮影 高野町 花坂

2019年3月30日土曜日

ハマダラハルカ

先のビロードツリアブと同じで春限定のムシ。ハマダラハルカ。ちょいと地味な存在なので今までスルーしておりました(^^;;  こちらの動きに敏感に反応し今回撮影枚数は少なめです。
日本では1属1種のようで、また希少とされているようですが、この時期わりと見かける感じであります。

この時期はもれなく花粉つき

上とは別個体

交尾器からオスのようです。体長約9.5mm
Haruka elegans Okada, 1938
ハルカ エレガンス!? おもしろい学名ですね。
3月29日撮影 押部谷

2019年3月29日金曜日

ハンミョウ♀♂

今年撮影したのはメスと判明したので昨年撮影のオスと並べて見た

3月の ナミハンミョウ

たしか昨年、ナミハンミョウを見かけたのが4月に入ってから。今年は4月を待たずに遭遇しました。いよいよ様々なムシたちが登場する季節が到来しました。

今回も接写にこだわり撮影

日当たりの良い場所にいましたので、どんどん逃げて行きます

飛んで着地する瞬間、左右にグンと曲がるので何度も見失う

これでレンズ先端から4cmほど

相当しつこく追い回し正面から撮影できました

3月28日撮影 押部谷

2019年3月28日木曜日

不定期更新のお知らせ

しばらくの間、早朝6時の更新を不定期にさせていただきます。よろしくお願いします。

ツチカニムシの1種

2019年3月27日水曜日

ジュズダニ(Damaeidae)の1種

倒木が朽ちて割れている。その1部を手に取るとジュズダニが肉眼で確認できた。頻繁に撮影しているので撮るのをためらう。でもロケーションが良さそうなので結局はパチリ。私的には佇まいが絵になるので大好きなササラダニの1つです。

ここまで体を持ち上げているジュズダニを見るのは久しぶり

割と乾燥している場所にいました。体長約1mm.

フサヤスデの脱皮殻らしきものを着けているのかな

後部、アンテナが立っているようにも見えます

しばらくする、としゃがみこんでしまった
3月23日撮影 押部谷



2019年3月26日火曜日

ビロードツリアブ ♀♂

春限定のムシ。ビロードツリアブ。この日は気温が上がらず飛び立てないようで、おとなしく撮影に応じてくれました。

石の上にて

微妙に動くも飛び立てず

複眼の離れたメス。 かわいいもんです

背中に乗って飛んで行きたい..

こちらはオス。複眼がひっついています

ゴミが多い..

長い口吻

真ん中、割れている

こちらは日陰にいて、ほとんど動けず

3月24日撮影 押部谷

2019年3月25日月曜日

キノコバエ科(Mycetophilidae)の1種 幼虫

肉眼では完全にヒメミミズと思った。レンズを近づけると少し違和感。頭部を持ち上げて初めてキノコバエ類の幼虫とわかりました。その時は興奮しました。石の裏の小さな線状のものに心ときめくなんて、やっぱり変かなぁ。
過去撮影のキノコバエ幼虫↓

この太さ長さ見た目、もう環形動物でしょう。体長約9mm

お尻の方

折り重なった体。ズルズル動き出し


頭部を持ち上げる

小さな頭部

こんな幼虫がハエになるのは信じが難いですね

頭部、腹面側

3月23日撮影 押部谷

2019年3月24日日曜日

イッスンムカデ と ヒメミミズ科 の1種

ムシ撮りは魚釣りに似ている。半日かけて、しょぼい収穫もあれば短時間で入れ食い状態になることも。昨日の1時間ほどの撮影がまさにそれでした。今回の記事はそのひとつを紹介するための前座となります。

昨年の撮影ですが倒木を起こした際に見つけたイッスンムカデ。起こした衝撃で目覚め、目前のヒメミミズに襲いかかりました。

倒木を起こさなければ襲われることは無かったかもしれません。南無三

最初は線虫と思っていましたが島野先生よりヒメミミズとご教示いただきました

トビムシ類にくらべ美味しそうに見えます(^^

イッスンムカデ属の1種 Bothropolys sp. 体長約8mm
2018年11月2日撮影 押部谷

別の日撮影のヒメミミズ

体長約9mm. 右側うっすらと腹巻きが見えます。そちらが頭部

さすがに暴れるミミズの頭部を真正面からは撮影できず
2018年10月31日撮影

2012年の記事、当初はキノコバエかな?と推測しましたが
こちらの獲物もヒメミミズのようです。

2019年3月23日土曜日

ヤツデキジラミ 羽化

ヤツデキジラミの春、真っ盛り。交尾する者や羽化する者で大変にぎわっています。正直撮り飽きた被写体ですが、羽化中の個体を見つけたので撮影することに。

古着を脱ぎ捨てれば翅のついた新しいボディが手に入る。

背中がぱっくり割れ、ジワリジワリ出て行きます

手持ちで400枚ほど撮りました。胸筋、腕が途中、プルプル震え出しました(^^;;

パシャパシャパシャ、フラッシュを浴びせるのは少し申し訳ない気持ち

1枚目からここまで20分経過

真正面から

やっと抜け出ました。ようやく私も家に帰られる。あたりは薄暗い

この交尾器、オスだっけ?

3月22日撮影 押部谷