2016年6月30日木曜日

ヤマトシリアゲ

ちょっと過労気味で更新が滞っております(^^;;

最近、オスに遭遇しない..
5月30日撮影 押部谷

2016年6月28日火曜日

マダラアワフキ 幼虫

ブクブク自らつくり出した泡をシールドにしているアワフキムシ。見つけると、その泡の表情が面白く、ついつい撮影してしまいます。今回は、え?こんな所にもいる!地面から露出したヒノキの根で泡のバリアーを張っておりました。

昨年、更新が途絶えておりましたが、おかげさまで本日50万アクセス到達しました。ありがとうございます。

ぶくぶくぶく

赤い複眼にオレンジの腹部

自らのオシッコで出来た泡の中

本当はもっと泡まみれですが撮影のため減らしております

アワフキムシ科 Awafukia nawai 体長約4.5mm

羽化の時には真ん中のラインがパカリと割れるのでしょうね

6月7日撮影 高野町

2016年6月27日月曜日

?ヒゲダニ科 の1種 と ナガニジゴミムシダマシ

虹色に反射する前翅をもつナガニジゴミムシダマシ。小さなダニが着いていたのでf値を1段開け狙ってみた。それでも体長約0.2mm.大きく映し出すのはやはり難しい。
このダニは何度もお目にかかっている。少し調べてみるとコナダニ亜目 ( Astigmata ) ヒゲダニ科 ( Histiostomatidae )に行き着いた。このダニがそうかは分かりませんがヒゲダニは”便乗ダニ”で移動手段として甲虫やハチ、ハエを利用するようです。どこから乗り込みどこへ行くのか..興味は尽きません。

過去記事の便乗ダニ→ヤリタカラダニその1その2

 吸血していればこちらのタカラダニのように体の大小があって当然と思いますが

 個体差はほとんど無いので、やはり便乗しているだけなのでしょう

それとも昆虫に着くゴミを食べる掃除屋のような役割もしていたり..と想像


立ち枯れのエノキにて

6月20日撮影 押部谷

2016年6月26日日曜日

キセルガイ科 の1種

薄暗い林の中、朽ちた間伐材や地衣類の生えた、じっとりと湿った岩場でよく見かけるキセルガイ。しかしいつもお休み中で本体は殻の中。今回は小雨の降る中、活動していたのでパチリと撮影。

良い感じに汚れた貝殻

手持ちのレンズでは大きすぎてファインダーに収まらない。体長は30mmくらい

寿司が食べたくなってきました..ハハハ

キセルガイの触角を見るのは初めて

先端には目玉
6月25日撮影 押部谷

2016年6月25日土曜日

イシノミ 科 ?Petrobiellus sp.

6月13日の記事、「メイネルテラ科 の1種」に続き、よくわからないイシノミの登場です。プロポーションは今まで見たイシノミと違いスリム。「日本産土壌動物検索図説」を見ていくと”触角の鱗粉を欠く”ところからセイヨウイシノミモドキ属に行き着いた。しかしネット上では似た画像は無くよくわかりません。

体長約3.6mm 長い尾糸のため画像を張り合わせています

イシノミは無変態なので幼体ゆえのプロポーションでは無いと思います

緑の複眼にオレンジの側単眼

こちらもメイネルテラ科 の1種」と同じで顔面中央に単眼らしき丸いものあり

触角には鱗粉は見られず

ちなみにヤマトイシノミの触角。鱗粉あり

5月28日撮影 高野町

2016年6月24日金曜日

ササグモ ♂

もっとも頻繁に見かけるクモの1種、ササグモ。見つけても食事中以外はスルー。今回はオスだったのでパチリ。

墨液を染み込ませた筆のような触肢

花や葉にやって来る獲物を待ち受ける恐ろしいクモ。しかし、ちょっと間抜け顔(失礼)

 よくよく見ると脚のトゲを含め被写体として悪くない気がします

 体長約7mm
6月16日撮影 押部谷


おのれ!ジーパン! ヒトスジシマカ

 ふとももがチクチクすると思ったらヒトスジシマカがとまっていた

懸命に口針を刺し込もうとするがデニム生地が障害になっている様子

これ以上、押し込めない! 通常だとこの辺まで刺します→こちら

場所を変えて挑みますが無理。しかし私自身はチクチクしてかなり不快

それでも、ちょっと血が吸えてそうな感じですが..
6月19日撮影 押部谷

2016年6月23日木曜日

マガリケムシヒキ

クロバネキノコバエらしきものに口吻を突き立てているマガリケムシヒキ
6月19日 押部谷


オドリバエ科 Chelipoda sp.

何でしょうか、この格好の良さ。先日も紹介しましたChelipoda属と思われるオドリバエでありますが、こちらは色目が褐色。調べてみると「一寸のハエにも五分の大和魂・改」の”モンカマオドリバエの近縁属”と翅脈が同じ。三枝先生によりますと「初夏から晩夏までかなり長期にわたって成虫が見られ,主に森林の林縁に生える下草を掬うと採集できます」とのこと。その他にも情報を記されていますので、そちらをご参照ください。

頭部が小さすぎてバランス的に破綻していそうで、そうでないデザインの妙

オスの数は少ないそうですが複眼の感じはオスっぽい

過去撮影のこちらのオドリバエも格好良いです→こちら


昨日の記事のオドリバエは後脚が発達。こちらは前脚

背面

ちょっとしたピントの位置で毛が写ったり写らなかったり

この交尾器からみるとメスのようです

体長約3mm

翅脈

5月27日撮影 高野町


2016年6月22日水曜日

オドリバエ科 セダカバエ亜科 ?Syneches 属


クワの葉上でとまっていたオドリバエ。レンズを向けても逃げない場合は食事中が多い

今回の獲物はアブラムシ有翅成虫

禍々しい後脚で獲物を逃げられないように捕獲

全くピントが合っておりませんが(^^;; 口吻をアブラムシの顔面から

ここまで差し込んでおります.. ひぃ〜

体長約5.3mm 手持ちの接写用レンズでは、ちょっと大きすぎ

腹部の米粒のような斑紋は卵でしょうか

翅脈を見ると過去撮影のこちらの仲間のようです
6月7日撮影 高野町