2016年6月1日水曜日

ようやく遭遇! オナガバチ科 Megarhyssa sp. ♀

朽ちたエノキ。今まで自分が撮影に行く場所には1本も見つからなかった。もちろん目的はオナガバチ。おちゃたてむしさんそらさんそよかぜさんの記事を見て羨ましく思っていましたが、ついに見つけることができました。長かった5年であります。 実物をみて思ったのは長い産卵管をもったメスの美しさであります。プロポーション、挙動に品格が感じられます。ちょっと感動しました。

長い産卵管を差し込む為、脚(付節)は異様に長い。しかし見事にバランスは取れている
この美しいプロポーションと姿勢を見たかった。ようやくであります

腹節の斑紋は黄色いハートに見える。今回は自然光撮影。ISO感度を上げ手持ち撮影です

いままで見た寄生蜂のなかで最大級

後脚で産卵管を納める鞘の手入れ

美しい動作でありました

曲線も美しい

以上、5月18〜22日撮影

弓の弦のような産卵管。日没前の林の中なので、以下フラッシュを使用

別個体。1本の朽木に4〜5頭の産卵を確認しました

すでに空いている穴に腹部を差し込み産卵。産卵管鞘がしなっております

上の個体

また別の個体

以上、5月30日撮影 押部谷

2 件のコメント:

  1. 先ずは、おめでとうございます。
    念願叶って、良い写真が撮れて良かったですね。
    産卵後の、産卵管を後ろ脚で伸ばシーンも気に入ってますが、なかなか上手く撮れません。
    去年は、私は同じ場所でかなり長い時間観察しながら撮ってました(^^)。

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    1. こんばんは
      ありがとうございます。エノキの朽木に到達するまで本当に長かったです。そらさんの所まで行こうかな?と思ったぐらいですから(^^;;
      朽木が無くなるまで、しばらく観察できそうです。

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