2016年6月25日土曜日

イシノミ 科 ?Petrobiellus sp.

6月13日の記事、「メイネルテラ科 の1種」に続き、よくわからないイシノミの登場です。プロポーションは今まで見たイシノミと違いスリム。「日本産土壌動物検索図説」を見ていくと”触角の鱗粉を欠く”ところからセイヨウイシノミモドキ属に行き着いた。しかしネット上では似た画像は無くよくわかりません。

体長約3.6mm 長い尾糸のため画像を張り合わせています

イシノミは無変態なので幼体ゆえのプロポーションでは無いと思います

緑の複眼にオレンジの側単眼

こちらもメイネルテラ科 の1種」と同じで顔面中央に単眼らしき丸いものあり

触角には鱗粉は見られず

ちなみにヤマトイシノミの触角。鱗粉あり

5月28日撮影 高野町

3 件のコメント:

  1. ちっこいフナ虫みたいですね、鱗(?)が綺麗だ

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    1. こんばんは
      見た目は一般受けしないと思いますが
      鱗の細工は芸術品と思います(^^

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  2. イシノミ飼育初心者2021年7月3日 21:06

    こんばんは。掲載されているイシノミの美しさについつい見入ってしまいます。
    さてお写真のイシノミですが、たぶんヤマトイシノミ属の若齢幼虫と思われます。ヤマトイシノミ属の幼虫も若齢期には触角基部に鱗粉が生えない(もう少し成長すると鱗粉が現れます)ので、本当は判断がつきませんが、セイヨウイシノミモドキ属は海岸性のイシノミ(岩がごろごろしているような海岸にいます)なので、高野町に生息する可能性は極めて低いです。

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