2020年9月24日木曜日

アカバネゴマフアブ

初見のアブ。まだこんな複眼を持った知らないアブがいるんだと驚きました。「美しき小さな虫たちの図鑑」P80~81に別カットを掲載しています。締め切りを過ぎてから先日のホンドニジゴミムシダマシ同様、無理を言って入れていただいた1種であります。

6月〜7月半ばあたりは、よく見かけましたが暑さが本格的になると姿を消していきました。来年にはオスにお目にかかりたいものです。


ネットで検索してもあまりヒットせず原色昆虫大図鑑で確認しました

2020年9月23日水曜日

ホンドニジゴミムシダマシ

なかなか更新できな日が続いております..。

今回は「美しき小さな虫たちの図鑑」の裏話をひとつ。

P62の過去にブログで何度も登場している美麗種「ホンドニジゴミムシダマシ」ですが恐ろしく綺麗なのに見開きではなく1ページ扱いになっています。それはなぜか..


それは締め切り日を過ぎてから撮影し、ほぼ完成していたページレイアウトにねじ込んだからです。他にも締め切り前後にドタバタあり編集者の神谷部長は大変だったと思います。
あと私の中ではニジゴミムシダマシでしたが、再校の段階であらためてチェックすると現在、和名には”ホンド”がつくようになったことを知り、文字数が増えレイアウトが崩れると焦ったのを覚えています。



2020年9月14日月曜日

アミメクサカゲロウ複眼

 アミメクサカゲロウ(2018年撮影)の目ん玉を(画像上で)くり抜いてみた。同じ複眼を撮影しても照明の加減で色目が変わる。どちらも強烈に美しい。


2018年12月29日撮影

2020年9月9日水曜日

「美しき小さな虫たちの図鑑」販売開始しました。

 9月9日(水)本日より販売開始しました。まずは当ブログ開設から何かと、ご教示やアドバイス、ご感想を下さった方々に厚く御礼申し上げます。おかげさまで小さな虫の”むきだしの美”その一片を本という形で紹介できたと思います。

未来屋書店 北戸田店の売り場にて。
お近くのお住いの方は是非ともお立ち寄りください。私も行きたいなぁ。
素晴らしい昆虫本に囲まれて恐縮至極。

一部の店舗では缶バッチ、ハエ顔クリアファイルを特典として用意しています。

北戸田店では2点用意されているとのことです。

購入特典は書店全店ではありませんのご注意ください。



度重なる宣伝お許しください。

2020年9月7日月曜日

アカスジキンカメムシ 5齢幼虫

大阪に用事があり帰る道中に時間があったので箕面公園昆虫館に寄ることに。昆虫館を楽しんだ後、少し館の周りを散策。多くの研究者が立ち寄ったこの場所。本当に良い環境でした。
所変わればムシも変わるということで、ようやくメジャーなカメムシ、アカスジキンカメムシに出会うことができました。ブログ初登場であります。だだし成虫ではなく終齢幼虫。それでも一見、黒色に見える体色の、その実、きらびやかなラスベガス夜のネオンばりの輝きに悶絶しました。
 
駐車場から結構歩くので、お手軽なNikon1V3を連れて撮影。


このまま越冬でしょうか。昆虫館となりの公園のベンチの上にて

指にのせてみましたが大人しくしています


体長約13mm.キンカメムシ亜科 Poecilocoris lewisi

素晴らしい自然環境にある素敵な昆虫館でした。

9月5日撮影 箕面公園

2020年9月5日土曜日

ハエヤドリクロバチ(Diapriidae)の1種

多分、冬場にヤツデの葉裏で見つけたと思うのですが、うっかり記録をするのを忘れていつ採集したのか忘れてしまったハエヤドリクロバチ。随分と日数が経ってからの撮影となりました。

ハエの幼虫に寄生する。生態はあまり分かっていないようです。


コブ状に発達した腿節、脛節は生活の中でどう生かされるのでしょうか

体長約1mm. 密に生えた毛と滑らかなクチクラ。
土壌で有効なデザインなのでしょうか



見本が来ました。

「深淵なる虫のデザインの世界。同じ地球という惑星に棲む身近な小さな虫たちの“美”と、ミクロの世界に宿る“宇宙”を少しでも感じてもらえれば紹介者としてうれしい限りです」(本文より) 

9月7日から配本される「美しき小さな虫たちの図鑑」の製本(見本)が9月2日、印刷所からハイブリッドUV印刷の甘いインクと共に届けられました。初校、再校のものより、さらに発色が良くなっていました。黒の表現が素晴らしいです。またAmazonでの紹介ページの体裁がようやく整いました。ご笑覧いただければ幸いです。

とにかく美しい表紙の虫たち

更新が宣伝ばかりで、すみませんm(_ _)m