2011年7月25日月曜日

ハナレメイエバエ Coenosia sp.

庭の草花を眺めていると小さいのから大きいのまで実に様々な
ハエがいる事に気付く。ハエって不衛生で汚い、というイメージしか
なかったので、カメラのファインダーを通して見るハエの世界、構造は新鮮だった。
体長5ミリ足らずのこのハエも、蚊等を補食している姿は驚きだった。
スケールが違いすぎて関心が無ければ全く気付かない世界が
自分の生活圏で生々しく展開しているのは凄い事だと思う。面白い。

2011年9月22日追記:ezo-aphidさんよりカトリバエ近縁のハナレメイエバエ、Coenosia属
の可能性を教えて頂きましたのでタイトルも「蚊を食らうハエ」より変更しました。
”一寸のハエにも五分の大和魂”に掲載の写真にも非常に似通っていてezo-aphidさんの
絞り込みの凄さに感服致しました。ありがとうございます。
あまり同定の材料に、ならないですが1枚写真を追加しておきます。

メドーセージの葉の上で。ゴロンと転がっているのは誰の頭でしょうか。

別の日。メランポジウムの花の上。狩りの上手な君の名は?

昨日発見。ヒトスジシマカを捕まえるとは天晴!!腹部が随分と膨らんでいる。ダークベルグデージにて。

一枚も翅脈の写った写真が無かった。次からの課題。

2 件のコメント:

  1. この捕食性のハエが誰なのか、翅脈が見えないこともあって、ずっと詰められずにいました。イエバエ科に、捕食性の群がいて、カトリバエ(Lispe属、蚊を捕食するらしい)の近縁にハナレメイエバエ類(雄の眼がくっついていないので)がいますが、どうやらそのうちのCoenosia属のようです。種類も多く、見わけは困難なので決められませんが、候補のひとつとお考えください。この類の雄は腹部が細長いようで、雌の体形とは違って見えます。

    返信削除
  2. ezo-aphidさん こんばんは。

    いつも、ありがとうございます。7月中旬に見かけてから最近、全く見ていません。
    少し小さいイエバエって感じで普通すぎて気付いていないだけかもしれませんが(^^;;
    今度、見つければ同定出来るよう頑張ってみます。

    返信削除