例年通り庭のユスラウメの新梢にたっぷりとアブラムシのコロニーが出来る時期となりました。
アブラムシを中心に様々なムシ達でにぎやかになるのですが見覚えのあるハエを発見。以前、アブラムシ
を叩いて甘露を催促していたハエです。でも、よく見るとこちらは腹部に黒い斑紋があります。
追記:ezo-aphidさんよりクロコバエではなくアブラコバエ科Leucopis属であろう、とコメントを頂きました。ありがとうございます!Hepotaさんも記事にされています。そのコメント欄にて幼虫はアブラムシを捕食し九大目録にはLeucopis5種記載されているようです。この場に産卵に来ており複数頭、目撃したのは合点できました。
これは、またアブラムシを叩く場面が見えると期待しましたが
叩かずとも、あちこちに甘露が落ちています
有翅成虫の腹部にも甘露が着いていたのでしょう。舐めております
アブラムシは無抵抗。なにか秘密があるのでしょうか。
体長約2.4mm
2~3頭みつけました
頭部に蝶ネクタイに見える斑紋
5月10日撮影 自宅庭
頭や胸に長毛がほとんど見られないので、変なやつだなぁ、とあらためて翅脈を眺めました。Sc脈がほぼ完全に前縁に達し、C脈の切れもなさそうです。アブラコバエ科のLeucopis属だろうと思います。画像を探すと似たような種類が見つかります。甘露好きなのは、産卵場所との関係もあり、といったところでしょうか。
返信削除ありがとうございます。Hepotaさんのブログで確認しました。
削除アブラムシの扱いに手慣れているな〜、と思っていましたが、なるほど、そういうわけでしたか。幼虫もさがしてみないと、いけないですね。