2014年5月15日木曜日

オオワラジカイガラムシ と テントウムシ幼虫

以前、記事にしたクモの巣に産みつけられたテントウムシの卵ですが孵化した幼虫の姿は無く、クモの卵嚢も
無傷のままでした。やはりスダジイに大量発生しているオオワラジカイガラムシやアブラムシの類いが目的ではなかったかと推測しました。

クモの巣の現場の隣のスダジイの葉裏にて不自然なカイガラムシ発見

反対側にはテントウムシの幼虫が潜んでおりました

体長約1mm
5月5日撮影 新開公園


4 件のコメント:

  1. ♪~ ワラジの親子は仲よしこよし、のように見えますが、実はベニヘリの幼虫なんでしょうね。
    ワラジカイガラは見るからに(偏見ですが)不味そうなので、それに擬態して鳥などの捕食を避けているのではないでしょうか。・・・・・・妄想は楽しいですねー、あたると嬉しいのですが。

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    1. 鳥がオオワラジカイガラムシを啄んでいるのは見た事がありません。鳥対策の擬態は大いにありそうですね。

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  2. おちゃたてさんとこにも書きましたが、「テントウムシの自然史」(佐々治、1998)90頁に以下のような記述がありました。この幼虫は、アカヘリ・アカイロテントウの可能性もありそうです。
    「ベニヘリ・アカヘリ・アカイロテントウの幼虫はオオワラジなどのカイガラムシ類を食べるが、餌雌虫に見かけ上似ているのは擬態であろう」
    それにしても、こんな小さなうちは何を食べているんでしょうね。人間だとクジラにかみつくようなもの??

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    1. こんばんは。
      ベニヘリ・アカヘリ・アカイロですか、産卵場面に出逢えれば特定出来そうですね。2頭とも最初はカイガラムシの腹部に潜り込んでいたので、体液を摂取していたかもしれません。

      オオワラジカイガラムシの黄色い球、興味深いですね〜

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