トビムシ類は1部を除いて交尾をしない。オスは地面に生殖器の開口から分泌物を垂らしそれが瞬く間に硬い茎となり、腹部を持ち上げながら先端に精包をつけた構造物を生成する。メスはそれを見つけると性器開口部で受け取り受精となる。参照「http://collembola.org」
土壌生物を撮影していると、それらしき構造物に遭遇するのですが”カビ”だったり結露の水滴かもしれない可能性もありSpermatophoresの確信が持てませんでした。しかし今回見つけたものは精包で間違い無いようです。
最近、よく見かけるPtenothrix属の1種
いかつい顔立ち
あまり湿気でベタベタ濡れている場所には居ない気がする
撮影中には精包は全く見えませんでした。
茎の先端にあるのが精包
古くなった精包は食べられるようで、びっくり!
精子は2日間ほど生存するようです。
撮影を嫌がり動き始めます
体長約1.3mm
3月25日撮影 押部谷
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