アブラムシのコロニーに集るツヤコバチにショクガタマバエとヒラタアブの幼虫。そして新顔のトビコバチ。
トビコバチもアブラムシに産卵するとは驚いた。それとも先に産卵したツヤコバチの2次寄生?
産卵スタイルはアブラタマバチに良く似ているが、アブラムシの背の上では頭の向きが反対。
双方とも途中でアブラムシが暴れ出すのは一緒。アブラムシも痛みを感じているのでしょうか。
残念ながら29日現在、ハエ目の幼虫によりアブラムシは壊滅状態。
祭の後は萎れたアブラムシの死骸が点々と散乱する状態でありました。
トビコバチ0.8mm.アブラムシ成虫1.2mm. 後ろから近づき直ぐさまアブラムシの背に乗る。
産卵管をブスリ。しばらくしてアブラムシは気付き
ロデオ状態に。トビコバチは決して振り落とされない。
アブラムシ、逆立ち状態に
2コマでは表現出来ませんが雰囲気だけでも
ショクガタマバエに吸われているアブラムシにも産卵。
最初、てっきりヒラタアブ幼虫目当てだと思いました
現在、この時見られた多くのアブラムシの姿はない..
9月28日撮影 Nikon1 V1 自宅庭
おはようございます。
返信削除先日ヤブガラシの葉裏に集まったアブラムシに産卵するトビコバチを見たのですが、おそらく同種だったようです。やはりすべて寄主と逆向きに定位していました。北隆館の大図鑑で調べてもアブラムシを寄主とするトビコバチは皆無に近いのですが、ひょっとして2次寄生でしょうか。なにしろ昭和40年の発行ですから、現在では沢山知られているのかも知れませんが。
おはようございます。
削除ezo-aphidさんより情報を頂き始めてアブラムシに産卵するトビコバチを知りました。寄主範囲が広いんですね。おちゃたてむしさんの記事楽しみにしております(^^)
ワタアブラムシに寄生するトビコバチ科を「Chalcidoidea DB」で調べてみたところ、日本からはSyrphophagus tachikawai(Hoffer)が出てきました(・・・・無名の別種もいるようですが)。アブラムシを寄主とするトビコバチは、以前はAphidencyrtusに所属していたのですが、形態のみでは区分が難しいので同属としたとのことです。大図鑑280頁11の末尾コメントは、これを反映したものでしょう。Syrphophagusの寄主は、アブラムシ(一次、または二次寄生)・キジラミ・アブラムシ食のハナアブ科、となっています。
返信削除ヤブカラシのアブラムシも、たぶんこれと同じくワタアブラムシだろうと思います。
おはようございます。
削除情報ありがとうございます。一次かニ次か興味のある所です。庭のオクラの葉裏では常駐のツヤコバチがかなり産卵をしていましたのでニ次の可能性が高そうです。でもその判断は難しそうですね。