2012年10月18日木曜日

マルカイガラムシ科 ( Diaspididae )の1種 ♂

1mm以下のムシが続きます。
体長約0.6mm。以前紹介したマルカイガラムシ科の♂を採取してみた。採集の目的は複眼が4つあるのか無いのか。
しかし吸虫管内を探しても見当たらない。なんと吸虫管内の金網に引っかかっていた。なんとか網から外し
深度合成。複眼と思われたものは単眼で、やはり頭部の上面と下面に1対づつあった。下向きの単眼の意味する
ものはなんでしょうね。
12月22日追記:クワシロカイガラムシ( Pseudaulacaspis pentagona )の♂かも知れません。

コバチと違い翅を構成する成分が違うのか、ねっとり網に着いている。
もう少しで口に入る所だった。

吸ったはずなのに...。何とか気付く事が出来ました。

複眼と思っていたがツルっとした単眼だった。頭部上面。

分かり難いが下面にも同じタイプの単眼が並んでついている。

以前ezo-aphidさんより教えて頂いた「Diaspididae male」で検索すると
同じように尾突起のあるイラストが見られる。

見えるのは上下の単眼。小さすぎて思うように扱えません。
10月9日撮影&採集 ヤブカラシ葉裏にいました。

4 件のコメント:

  1. う~ん、これだけ小さいものをシャープに撮る技術も凄いですが
    何より、発見できる目と探究心に驚き!

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    1. こんばんは。
      ありがとうございます。技術は余り無いですが小さいものはよく見えるように思います。昆虫撮影を始めて視力が少し良くなった気がします。

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  2. すごいなー。
    僕も改造カメラ欲しいな~
    来年になったら作ろっ!!

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    1. 是非とも。昆虫の細やかなカタチやディテールを楽しめ、世界が広がります。

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